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車いす電車評論家・アシトド松井
2026年初めに岡山市を訪れ、岡山城と後楽園を訪れました。
前回に引き続き、車いす2名のみ同行介助者なしの岡山観光旅行の様子を画面上ではございますが、ご一緒いただければ幸いです。
(ご注意)位置的な説明を分かり易くするため掲載写真は撮影時間順になっていない箇所があります、ご承知おき下さい。
この車いす旅行記は2026年の状況に基づいています

(天守閣には石段に阻まれ近づけず)
現地案内図をお借りしてJR岡山駅と岡山城(烏城公園)・岡山後楽園の位置をご確認いたければ

❶岡山城側から月見橋を渡り後楽園に行こうとするのですが

岡山城と岡山後楽園をむすぶ月見橋
岡山城天守閣への最後の郭に入ることは叶わず周囲の石垣を散策後、次の目的地日本三大庭園のひとつ「後楽園」へと旭川に架かる月見橋を渡ります。

ところが月見橋は工事中で、車いすが通ると反対側からは来られる方とはすれ違えないほどの狭さに。邪魔にならぬように早く渡らねば!


まァどこに行こうと、場所をとる邪魔ものですョ(イジイジ🥹)
❷月見橋を渡ったものの車いすでは動けない状況に
すると助けて下され方が ありがとうございます


旭川沿いに南門にたどり着くものの急勾配で後楽園内に入ることは危険かも
入園販売所の方の説明によると以前は階段だったところをスロープにしていただけたそうですが、車いすで利用するのは危ないと判断しました。岡山県立博物館前の正門からだと平坦に入園できるとの案内を受けて旭川沿いに北上することに。

黄色のカッコ内は入園後内側から撮影したもの

再度正門にむかって再度坂道を押していただけることに
南門でのやり取りを見い守ってくださっていて、再度正門まで車いすを押してくださいました。旅さきで受けたの情けが身に沁みます。
❸先ずは正門前の岡山県立博物館に向かいます

正門と岡山県立博物館側へ車いすで向かう
なんと うかっなことに岡山県立博物館の建物撮影を怠ってしまいました😥
上の写真の右側が増設されたと思われる岡山県立博物館一般入場者用エレベーターのある部分なのですが。
それではわからないよ
館内の展示物の撮影は控えて、車いす旅行のチエックポイント
(⇩写真右側)岡山県立博物館一階の車いす対応トイレ

さあ、大河ドラマ実現へUKITA というポスター(⇧写真左側)
後で調べると戦国から江戸時代の展示は岡山城天守閣内部でなされているようで、岡山県立博物館では見ることが出来ませんでした。
車いすのお城好きの旅の常なのですが、立ち寄れるところにもレプリカでも少しでも良いから資料をおみせくだされぇ~
正門から入園する前に「きびだんご」で休憩しました。

お店の左側を行くと帰りに渡ることとなる鶴見橋になります
❸正門から岡山後楽園に入ります

正門を入るとガイドの方が声をかけて下され、岡山後楽園を案内していただけることに

私は車いすで大名庭園としては「水前寺公園」「栗林公園」「二条城・二の丸庭園」「玄宮園」「兼六園」を訪れていてチョッと知ってるつもりだったのですが、やはりガイドさんに説明をうけると得られる知識が違いますね。

私は「好古園(復元された庭園)」が姫路城天守「玄宮園」が彦根城天守を風景にとりいれていることから、岡山後楽園も岡山城天守閣をメインの借景としているのだと思い込んでいたのですが、実際は東側にある操山を借景とすることを考えて造園されていることを教えていただきました。

写真右側の建物の真ん中に川が流れる構造になっています(撮影時は工事中)⇧

唯心山が右側に写っています⇧


「井田」と案内されていました。
⬇石で滝を表現しているそうです。


沢の池地ちかく



❹正門から岡山後楽園を後にして鶴見橋からJR岡山駅をめざします



疑問に思われるかもしれませんが、歩道は車いす利用者にとって通行しにくい所が多くあります。例えばタイルで美しくデザインされた歩道はタイルが割れて穴が開いていてキャスター(前輪)がはまって動けなくなったり、水はけをよくするように傾斜が設けられていて、車道側の段に落ちそうになったり、横断歩道と歩道の少しの段差がこえられなかったり。
❺困難な条件のなかで車いす対応路線バス
(ワンステップスロープ付きバス)に乗せてもらえました
❶バス停の構造上、スロープ板を設置するのは困難な状況だと感じました。
❷車内には「車いす利用は事前にバス会社に連絡をお願い」する旨の案内表示がありました。観光目的で事情をしらず、しかも路面電車の超低床車両運休や寒さとというアクシデントがあったとはいえ突然の路線バス利用申し出に、機嫌よく対応して下さつた運転手さんが「社内の対応マニュアル」に反しておられないのかなどと気をもんでいました。

小雪の舞い散る寒い日でしたので手足が冷えてかなりつらそう、手動車いす利用者だけでも乗せてもらえないかとバス停で待っていると、ワンステップスロープ付きバスがやってきました。
バス停の時刻表・屋根を支えるための支柱がありスロープ板を伸ばせる範囲はごくわずかな空間、なんどか切り返してスロープ板を設置していただけました。

JR岡山駅が正面にみえてきました。車内の暖かさ・運転手さん・運行時間が遅れるのに・座っていた車いすスペースを譲って下った乗客の皆様 身に沁みました。


この写真⇧からもスロープ板を設置するだけの幅が柱や杭によって確保できなかった状況が感じられます。
❻JR岡山駅から新幹線で新大阪に戻ります

岡山駅には車いす生活になってから2度訪れているのですが、工事のためか「桃太郎」の像は駅側いっぱいに移動されていました。
岡山駅の近くにはトマト銀行が
なんと岡山らしい風景でしょう(感激😃)
旅行先の地方銀行を見ると観光気分になるんだね 安上りなお方

トマト銀行(岡山県の地方銀行)



N700系「さくら」は九州新幹線との直通列車で7号車が車いす対応になっていました。木目調の豪華な雰囲気なのですが、車いす対応座席のアームレストを上げることはできず、多少歩行できる方でないと、座席への移乗は困難だと思います。



新大阪は込み合って車いす2名の移動は困難でしたので、在来線への乗り換え時にスタッフオンリーのルートへの配慮をしていただけました。

「車いす2名のみ同行介助者なしの旅行」でうりだそうとしているようだが、「めぐりあった親切な方に助けてもらってばっかり」やんケ!
この車いす旅行記は2026年の状況に基づいています
車いす電車評論家・アシトド松井