アシカなくてもトドまらず

車椅子で鉄道・路線バス等を使っての旅行を紹介するサイトです。(オストメイト情報有り)このブログはリンクフリーです。

車椅子で京都嵐山観光2023年 JR嵯峨嵐山駅から竹林・天龍寺(曹源池)・渡月橋を詳細に巡りました。

京都嵐山・渡月橋を車椅子で巡る

 

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

前回に続いて車椅子での京都嵐山観光を画面上ではございますが、ご一緒いただければと思います。前回紹介できなかったJR嵯峨嵐山駅の状況、嵐山竹林の小径の奥の方のようす、そして天龍寺・曹源地庭園を車イスで拝観するようす等をご案内いたしますね。今回は簡易電動車いす利用の著者の一人旅となります。

まずは今回の旅の起点・以前にもご紹介したJR京都駅・嵯峨野山陰線ホーム発の電車内から始めたいと思います。

嵯峨野山陰線の列車がJR嵯峨嵐山駅に到着します。

嵯峨野山陰線の電車は嵐山に向かう観光客で満員

JR京都駅~JR嵯峨嵐山駅区間は嵐山観光に向かう乗客で休日の朝夕はだいたい満員になります。しかし京都駅が始発になり、少し待てば車イスでも安全に乗せてもらえること、嵯峨嵐山駅で多くの人が降りるので(上写真右側・嵯峨嵐山駅で降りる乗客のようす)、こちらも確実に下ろしてもらえるので、利用しましょう。

それにしてもこの電車、正月休みの最終日ということもあり、大きな荷物を持った乗客そしてベビーカーを押す家族連れの方が大勢のって来てメタメタ混んでるぞ~

車イスで乗ってるお前が苦情をいうな!

嵯峨嵐山駅から亀岡方面をのぞむ

嵯峨嵐山駅を過ぎると列車は京都盆地をはなれ山を越えて丹波地域へと向かいます。

まずは観光そっちのけ

JR嵯峨嵐山駅バリアフリー状況チエック

JR嵯峨嵐山駅改札内の多目的トイレとエレベーター

著者の記録によれば、JR嵯峨嵐山駅バリアフリー化されたのは平成20年、それまでは車椅子用のスロープ通路が別にあったと地元の方に伺っています。エレベーターや車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(改札口内)完備。駅前の公衆トイレに車椅子対応トイレが設けられていました。

JR嵯峨嵐山駅と駅前公衆トイレにの形態

JR嵯峨嵐山駅のすぐ隣にあるトロッコ嵯峨駅からは、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車に乗車できるのですが、訪れたときは冬季休業(運休)期間でした。以前におとずれた時の状況をご紹介しますので、下記のURLをクリックしてご覧くださいね。

http://kurumaisu.iinaa.net/index_008.htm

ここで周辺の鉄道の駅や観光の地の場所を確認しておきましょう。

嵐山周辺現地案内図に著者が書き加えたもの

地図の右上、①のところがJR嵯峨野駅です。


車イスで嵐山竹林の奥の方まで行ってみました。

嵐山商店街にある竹林の小径への入り口、「野々宮バス停」周辺は大勢の人だかり。くぐりぬけて嵐山の竹林へと車椅子を進めます。

竹林の小径への入り口・野々宮バス停付近にて

人混みをぬけて竹林へと進みます

竹林の小径は山側へと続いており、簡易電動車椅子の警報音が鳴ることもしばしば、でも介助を受けることなくずいぶん奥まで行くことができました。

これは卓越した電動車椅子操作能力を身につけた私だから出来ることです。特に手動車椅子利用の方は介助者をつけてくださいね。

偉そうに言って、大型の電動車椅子ユーザーなら上れるんじゃないの?

嵐山竹林の小径にあった坂道(一例)

奥に行くと観光客も少なくなり、いい写真が撮れそうです。とおりかかった不特定多数の方にあちらこちらで、写真撮影をお願いしていると、地元の観光事情に詳しい方が「竹林の撮影場所ならこちらだよ、竹が覆いかぶさっているように写せるよ」と案内してくださって、写真を撮っていただきました。

嵐山・竹林の小径にて

竹林での撮影を終えて嵐山商店街の通りに戻ります。

帰り道に野宮神社の横を通ったので何とかお参りできないかと、車椅子で周囲を巡ってみたのですが段差等に阻まれ、かないませんでした。

竹林の小径沿いにある野宮神社

野宮神社の横を通り抜けるとJR嵯峨野山陰線の踏切に出ました、ここは線路に立ち入る観光客の方が多いようで、数多くの注意書きが多数の言語で表示されていました。

ちょっとその書き方わざとらしくない?

嵐山竹林の踏切のようす

野々宮バス停(竹林の小径への入り口)に戻り、嵐山商店街の道路を渡月橋方向へ進むと次の目的地、嵐電嵐山駅とそのほぼ向かい側に天龍寺への入り口が見えてきます。

嵐電嵐山駅の車いすでの利用状況

嵐電嵐山駅には歩道からは平坦に・そして車道からの段差解消も上手くなされており、構内のおみやげ店などの並ぶ通路を平坦に通り抜けると、ホームにたどり着けます。

この駅には改札口が無く、案内窓口で申し出ない限り切符の販売はありません。全線均一運賃ということらしく、降車時に運賃を支払うよう案内する表示がありました。

嵐電嵐山駅・道路との段差解消のようす

嵐電嵐山駅構内にはお土産物店・食べ歩きが出来るようなお店が軒を連ねていました。二階にはフードコートなどもあるようですが、エレベーターが見当たらず、利用することは出来ませんでした。

多くの店でにぎわう嵐電嵐山駅正面

駅正面から入ってホームへと向かうと左側に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

嵐電嵐山駅構内の多目的トイレ(写真左側手前が入り口です)

この駅は竹林をイメージして造られているようで、柱や天井が竹で飾られていました。

嵐電嵐山駅のホーム端にある足湯 ホームの横にあるコーヒーショップ

嵐電嵐山駅は多くの店舗の中に取り込まれてしまったというイメージで、巨大商業施設の中に電車の乗り場があるといった感じ、ホーム横のコーヒーショップは外国人観光客で賑わっていました。

なお嵐電嵐山駅からの車イスでの電車への乗車・京都市中心部へのアクセスの状況は前回のブログでご紹介していますので、ご覧下さいね。

駅正面のお店で軽食をとって(店の前外のテーブルが利用できました)、道路をはさんでほぼ向かい側にある天龍寺の入り口に車椅子を進めます。

天龍寺車いす利用者の拝観のようす

嵐山商店街の道路から天龍寺参拝受付に行くには、車いす利用者の場合は駐車場に向かう自動車が通れる道を使います。

案内板と天龍寺参拝受付への道

上の写真中央のように門をくぐる通路は、石段等に阻まれて車いすユーザーは利用できません。写真右側上の駐車場への通路を進むと庫裏とよばれる建物の手前に大きなスロープ通路が見えてきます。

天龍寺に車イスで拝観します

天龍寺のシンボル的建物・三角形の壁が印象的な庫裏の前で記念写真を撮ってもらいました。

天龍寺にて三角形の壁が印象的な庫裏の前で記念撮影

写真左側の大きなスロープ通路を上がって左側すぐに参拝受付があります。このスロープ通路以前は滑り止めのためか鉄の板で凸凹がつくられており(赤のカッコ内のような凹凸)。車椅子で上がろうとするとガタガタした振動が伝わり、拝観をためらう車イス仲間も少なくありませんでした。現在は凹凸のない通路に改善されており、車いすでの天龍寺拝観がより良いものになりました。

庭園参拝受付を通って庭園を見学します

受付でいただいた案内によると、「本堂参拝受付」が別にあり大方丈などの建物も公開されているようでしたが、車椅子で参拝することは出来ませんでした。

大方丈裏側にある曹源池を見せてもらえました。

 

天龍寺・曹源池を車いすで拝観しました

嵐山を借景とした天龍寺の庭園、曹源池は見事なもの。多少の困難があっても車椅子で京都嵐山にお越し頂けたのなら是非ともご覧いただきたい風景です。

参道は曹源池から左右に分かれ、北門参拝口を出ると竹林の小径へとつながっているようですが、車いすでは階段等に阻まれるため、曹源池から引き返すことになります。大方丈なども入れず仏像を参拝することはかないませんでした。

天龍寺・大方丈と曹源池からの参道(ベビーカーも置いてきぼり?)

参拝受付に戻って来てたずねてみると、境内に車イス対応といれがあるということで、探してみました。大方丈横の小道をはいり坂道を上って食堂の前を通り抜けると車いす対応トイレ(オストメイト対応は無し)がありました。

坂道を上って天龍寺境内の車椅子対応トイレへ

トイレへの坂道には凸凹の部分(上写真の左側参照)があり手動車椅子を単独で操作して上るのは困難に思われました。介助者が得られないのなら事前に他のトイレで済ましておかれる方が無難だとおもいました。

駐車場への道に戻り嵐山商店街の道路に戻ろうとすると



 

記事が長く、ついついデーターを消してしますので少しずつ更新しています。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

以下ただいま作成中です。

車椅子で京都嵐山観光2022年 渡月橋・竹林・天龍寺を巡りました。車いすで阪急電車・嵐電に乗車しました。

京都嵐山の竹林にて(この写真は2023年に撮影したものです)

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年末、車椅子利用者2名(1人は手動車椅子利用、もう1人は簡易電動車椅子利用・介助者の同行無し)で京都嵐山を訪れました。

JR京都駅で集合ののち、京都市営地下鉄を京都駅から四条駅まで利用、接続駅である阪急烏丸駅から電車に乗り桂駅で乗り換えて、終点の阪急嵐山駅で下車し渡月橋(嵐山の有名観光スポット)をめざしました。

帰りは嵐電嵐山駅から四条大宮駅まで電車に乗せてもらい、隣接する阪急大宮駅から再び阪急電車に乗車、京都の中心繁華街にある京都河原町駅(以前の駅名は河原町)まで送ってもらいました。

と説明しても地元の方以外は理解できないと思いますので地図にしてみました。

京都嵐山の旅2022年関係地図(略図)

略図ですので全ての駅を記載しているけではありません、また京福とあるのは嵐電の正式社名は京福電気鉄道ですので、そのように表示しています。

今回の旅行ではJR嵯峨嵐山駅天龍寺への参拝ができませんでしたので、2023年になってから再度おとずれました。その様子を次回のブログでご案内する予定です。

では今回も旅の起点はJR京都駅、京都タワーの見える烏丸中央口から始めましょう。

この旅行記は2022年の状況に基づいています。

JR京都の改札口を出て京都市営地下鉄京都駅に向かいます。

JR京都駅・地上にある烏丸中央口から出ると、正面に京都タワーが見えます。右側に向かいタクシー乗り場の横を通り抜けると、正面に地下街と地下鉄京都駅に通じるエレベーターがあります。

改札口から京都タワーをのぞむ  地下街と地下鉄へのエレベーター

このエレベーターはデザイン的には周囲と異なりますが、これは先代の京都駅舎の外観に合わせた造られたためです。エレベーターで地下に降りると。

地下鉄京都駅の改札と切符売り場横の多目的トイレ

直ぐに、地下鉄京都駅の改札口とホームへのエレベーターが見えます。また改札口反対側の切符売り場の横奥に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあります。
京都市営地下鉄烏丸線の電車に乗り四条駅に向かいます。

地下鉄四条駅で下車、接続駅である阪急烏丸駅で大阪梅田方面行きの阪急電車に乗り換えます。

四条駅ホーム端のエレベーター  阪急への連絡通路の階段と昇降機

地下鉄四条駅と阪急烏丸駅との車椅子でのアクセスは、いったん地上に出て別のビルのエレベーターを使えば乗り継ぐことが出来るのですが、何度も利用している著者ですら迷ってしますことがあります。連絡通路の階段に車椅子昇降機が設けられていますので今回はそちらを利用させてもらいました。エスカルなどと異なり専用レーンが設けられていますので、スムーズに利用できました。

阪急烏丸駅から電車に乗ります。

阪急烏丸駅での車椅子利用乗客のようす

阪急烏丸駅も地下にある駅です、現在は改札口を入ったところにエレベーターがあります。この駅は長年エレベーターの設置が地盤の理由で困難だったため、車椅子の乗客は、エスカレーターやエスカルを利用していました。阪急さんは早い時期から駅へのエレベーター設置に取り組んでいただいた鉄道会社なのですが、京都中心部の地下駅への設置は、阪急京都河原町駅が平成19年になるなど大変だったようです。

阪急桂駅で、阪急嵐山駅行きの電車に乗り換えます。大阪梅田駅方面から嵐山に向かう場合も同様に桂駅での乗り換えになります。

阪急電車内のようすと桂駅のエレベーター

烏丸駅では車いすスペースのある車両に乗せてもらうことが出来ました。阪急桂駅で下車、エレベーターで嵐山線ホームに移動して、阪急嵐山行きの電車に乗り換えます。

阪急嵐山行きの電車に乗り換えます。

改札口の前を通って反対側のエレベーターを利用、嵐山線ホームの電車に乗ります。駅員さんに伺ったところ、大阪方面からも嵐山への直通運転はなく、桂駅での乗り換えになるそうです。大阪梅田駅の状況つきましたは次回以降のブログでご紹介できると思います。なお桂駅は、著者が1994年に当時2路線しか運行されていなかった、京都市営のリフト付き路線バスに初めて乗車したところで懐かしく思い出されました。

阪急嵐山駅に到着します。

阪急嵐山駅はホームからスロープ状の通路で改札口へ、そして一般の道路に出られました。改札口内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。観光客の乗降が多い時期には臨時のホームや改札口が使われるようです。

阪急嵐山駅のスロープ通路と多目的トイレ

阪急嵐山駅前にて車椅子での嵐山観光スタートの記念撮影

阪急嵐山駅を出発するまえに、車椅子で巡る京都嵐山とその観光ポイント、周辺の鉄道の駅や観光地等の位置を確認しておきましょう。 

 

嵐山周辺現地案内図に著者が書き加えたもの

阪急嵐山駅から嵐山公園中之島地区を通り渡月橋にむかいます。

嵐山公園中之島地区に入るためには橋を渡らなけらばならないのですが、割と坂が急ですね。

嵐山公園中之島地区への道    中之島にはいると車椅子でも移動しやすい

まずは恒例、多目的トイレチェツク。現地案内図にある2ヶ所をのぞいてみたところ、車椅子対応トイレのみ。早くから車椅子利用者に配慮していた観光地を訪れると、ときどき感じるのですが、オストメイト対応トイレが普及するずいぶん以前に設備が出来てしまっているようです。

日本で初めてオストメイト対応トイレが設置されたのは平成10年(1998年)のこととうかがっています。

嵐山公園中之島地区への2ヶ所の車椅子対応トイレ

中之島地区は露店やお店が多くあり、ここで昼食をとることにしました。15分程度の待ち時間で店内に入れてもらうことが出来、「おでんとうどん」のセットをいただきました。

嵐山公園中之島地区で食事をとりました。

渡月橋(嵐山のシンボル的な橋)を渡ります

渡月橋の前で記念撮影

写真をお願いしたら外国人の方でした。食事のメニューも外国語が併記されている所が多く、さすがは国際観光都市京都の嵐山。

渡月橋を車椅子でわたります

橋の対岸(天龍寺側)は交差点での信号待ちの観光客と坂道が急で、車椅子での通行には気を使いました。

嵐山商店街を竹林の小径に向かって車椅子を進めます。

嵐山商店街は渡月橋嵐電嵐山駅・天龍寺・竹林への入り口がつながっており、観光客の方で混み合う賑やかな通り。歩道が整備されている部分が多いのですが・・・

嵐山商店街を車椅子が行く

人が多くて、おまけに石畳の歩道は凸凹があちらこちらに、特に手動車椅子ユーザーの移動は大変でした。

途中で嵐電嵐山駅そして天龍寺の前を通ります。

嵐電嵐山駅と天龍寺

次回のブログで詳細な説明をする予定ですが、嵐電嵐山駅では車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあり、そして天龍寺ではスロープ通路の凹凸が改善され車椅子で拝観しやすくなりました。

竹林の小径への入り口に着きました。

竹林の小径への入り口は余りにも多数の観光客でふさがれており、気付かずに通り過ぎる所でした。入口に人気のお店があるようで、大勢の方が並んでおられました。

人混みを抜けて竹林の小径へ車椅子を進めます。

嵐山竹林の小径を車椅子で巡ります。

竹林で記念写真を撮ってもらいました。

京都嵐山の竹林にて

さらに車椅子を奥に進め野宮神社の横を通り過ぎると

「女性有名タレント2名受難の地」の踏切に差し掛かりました。

通りかかったカップルの男性が、「ここがあの場所だよ」と彼女に説明していました。

線路の隙間にキャスター(車椅子の前輪)を挟まれて、踏切内で立ち往生した経験のある私は、渡るのを諦め写真を撮ってもらっていると。

嵐山竹林の小径の踏切にて

あれ~後ろの観光客の方、同じことしているよ。 書類送検じゃ!

 

嵐山商店街の道路に戻ってJR嵯峨嵐山駅に向かいます。

JR嵯峨嵐山駅へはこのような道を行きます

嵐山商店街の道路からJR嵯峨嵐山駅へ行くには細い脇道を通ることになります。案内板を見落とさないように気を付けてくださいね。

JR嵯峨嵐山駅トロッコ嵐山駅周辺のようす

JR嵯峨野駅とすぐ隣にあるトロッコ嵯峨野駅、そして以前に車椅子障害者団体で利用させてもらった「コミュニティ嵯峨野」、嵐電の最寄り駅である嵐電嵯峨駅についてご案内したいと思います。

JR嵯峨嵐山駅トロッコ嵯峨駅(写真左側)

トロッコ嵯峨駅からは、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車に乗車できるのですが、訪れたときは冬季休業(運休)期間でした。以前におとずれた時の状況をご紹介しますので、下記のURLをクリックしてご覧くださいね。

http://kurumaisu.iinaa.net/index_008.htm

JR嵯峨嵐山駅はエレベーター完備、改札口内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

JR嵯峨野駅から徒歩1分のところにコミュニティ嵯峨野という施設があります。以前、車椅子ユーザーと介護者の団体で湯豆腐を食べる会合で利用させてもらったことがあるので、行ってみましたがこちらもレストランは休業中、1階の車椅子対応トイレをお借りしました。

コミュニティ嵯峨野

なおこの時の車椅子障害者のメンバーには遠方から自動車を自ら運転して参加された方もいたので、嵐山の竹林観光を提案、大勢の車いすユーザーをご案内したのですが、お1人から「こんな竹藪、家の裏にいっぱいあるわ」とのご発言が。

私や田舎者はきらいじゃ!

なおコミュニティ嵯峨野のホテルの名称が変わっていたので運営が別になっているのかもしれませんね。

JR嵯峨野駅前の坂道を下ってゆくと程なく「嵐電嵯峨駅」に着きます。

嵐電嵯峨駅

上下線ともスロープ通路でホームにたどり着け、JR嵯峨野駅からの乗り換えは便利そうですが、無人駅であり行楽客で混んでいる電車に途中から乗ることになるため、車椅子での利用は始発・終着駅である嵐電嵐山駅を利用するほうが無難だと思います。


というわけで、嵐電嵐山駅にむかいます。途中に人気のコロッケ屋さんがあるというので立ち寄りました。

人気のコロッケ屋さん

行列をつくって買い求めた観光客の皆さんはお下品にも立ち食い状態。車いす利用者2人はちやんと座って頂きます。

おっちゃんずっと座れてていいなあ!


嵐電嵐山駅から電車に乗り、終点の四条大宮駅をめざします。

嵐電嵐山駅と構内にある車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

嵐電嵐山駅は駅全体が商業エリア化している雰囲気で、構内におみやげ店・飲食店・カフェなどがありました。ホーム奥に足湯施設もあります。エレベーターは確認できず、二階以上の施設は利用できませんでした。

この駅では窓口で申し出ない限り切符販売は行われておらず改札口もありません、全線均一運賃ということで、運賃は降りるときに支払うよう表示されていました。

電車はあまりの混み具合で、一台見送って次の折り返しの電車に乗車したもののすぐに満員になりました。

嵐電嵐山駅のホームと乗車のようす

四条大宮駅につきました。

嵐電四条大宮駅

終着駅の四条大宮駅頭端式ホームでスロープ状の通路で公道に出られます。以前から車椅子ユーザーの利用が多い路線です。

道路を渡って地下にある阪急大宮駅に向かいます。

乗り換え案内図でエレベーターの位置を確認しましよう。

四条大宮駅と阪急大宮駅乗り換えの現地案内図

阪急大宮駅もエレベーター設置が難しかったらしく、一部の車椅子利用者が隣接ビルのエレベーターを使えば京都河原町方面ホームに行けることを知っていたり、エスカルを利用させてもらう時期が長く続きました。地下のホームは相対式のため、現在は行き先によって地上から乗るエレベーターを使い分けるとホームにたどり着けるようです。

北改札口行エレベーターを使って無人改札口へ、ブザーを押すと程無く駅員さんが助けに来てくださいました。

阪急大宮駅から電車にのり京都河原町駅に向かいます。

地上から阪急大宮駅の京都河原町方面ホームへ

渡し板を設置していただき、車椅子スペースのある車両に乗せてもらえました。

阪急大宮駅からの乗車・車内のようす

阪急京都河原町駅に着きました。

この駅も長年エレベーター設置がむずかしく、代わりにエスカルがつけられたときにテレビで放映されたことを覚えています。

JR東日本大同工業(株)と共同開発してくださったエスカルはなぜかJR西日本の駅での設置は確認できず。近畿地方では阪急電車の駅でしか、利用体験はありません。
現在、阪急河原町駅にはエレベーターとホーム端に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあります。

阪急京都河原町駅の地下ホームと多目的トイレ

電車を降りてホームのあちらこちらの写真を撮っていると、隣のホームのから発車直前の電車の車掌さんが心配して「乗られますか」と声をかけてくださいました。

私は車掌さんや「女の人に優しくされたことがないの」で涙ぐんでしまいました。

阪急京都河原町駅ホームのエレベーターを使って改札口に向かいます

改札口のある地下コンコース階をとおって隣接する商業ビルのエレベーターを使い地上へ、京都有数の繁華街「四条河原町」にでました。

なお四条大橋を渡ってすぐのところに京阪祇園四条駅(地下駅)があり、手動車椅子でも乗り換え可能な距離にあります。

四条河原町から新京極通にむかいました。

新京極通りで夕食をとり、三条京阪駅から京都市営地下鉄に乗車、古都を後にしました。

この旅行記は2022年の状況に基づいています。
多くのことを書き込みすぎて長い車椅子旅行記になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
年が明けて2023年になってから、再度嵐山を訪れ、JR嵯峨嵐山駅・竹林の小径の奥のようす・天龍寺の曹源池庭園などを巡ることができました。

次回のブログ「車椅子で京都嵐山観光2023年」でさらに詳しくご紹介しますね。

 

竹林大好きの田舎者

車椅子電車評論家・アシトド松井

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子で東映太秦映画村(京都市)に行き時代劇・戦隊ヒーローを楽しみました。鉄道・路線バスなど多方面からの車いすアクセスをこころみました。

東映太秦映画村(写真後方は中村座

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年暮れ、車いす利用者単独で、京都駅からJR嵯峨野線に乗り花園駅で下車、少し長い道のりを移動して、東映太秦映画村に行き、時代劇と子供向け(私は大好きですけど)のヒーロー・ヒロインの展示を楽しんできました。

実は東映太秦映画村はいろいろな方と頻繁に訪れている(この1年間でも3回来ています)テーマパークなのですが、大人の人と来ているので、なかなか子供向けのエリアを付き合ってもらえなかったことと、嵐電京福電気鉄道)からのアクセスが出来なかったので、研究?のため訪れることにしました。

(ご注意)ブログ上の演出?のため以前に訪れた時の写真も掲載しています。

この車椅子旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

JR京都駅からの電車が花園駅に到着しました。映画村へと向かいます。

起点となるJR京都駅嵯峨野・山陰線乗り場については過去のブログで紹介していますので、そちらをみてくださいね。

JR花園駅の状況

JR花園駅のトイレ(赤のカッコ内)とエレベーター(黄色のカッコ内)

著者の記録が正しければ、平成8年に二条~花園間の高架工事が完成と同時に3つの駅に(残りの1つはJR円町駅)エレベーターが設置されました。JR花園駅の多目的トイレはオストメイト対応だったと思って今回再確認すると、車椅子対応トイレの便座の下からパウチを洗うための水が流れるという最も使いにくいタイプのものでした。

駅前の歩道を太秦方向に車椅子で移動します。

私は初心者を含めて、何人かの手動車椅子利用者をこのルートで映画村まで案内したことがありますので、上肢に障害のない車椅子ユーザーなら移動可能だと思います。
後でご紹介しますが、映画村周辺の他の駅からのアクセスは歩道が整備されていないところなどがあり、車椅子では避けた方が良いと思います。

JR花園駅から東映太秦映画村への道

歩道は車椅子での通行に支障のない充分な幅がありほぼ平坦。映画村に向かう方向に左折するための案内標識(写真右上赤のカッコ内)がありました。

映画村の建物(パディオス)とバス・乗用車駐車場

JRの高架橋を挟んで映画村のパディオス(大型屋内エンターテインメント施設)の建物と駐車場が見えています。駐車場の利用条件(料金や車椅子利用者が自ら運転していく場合の配慮等)は確認していませんので各自でお願いしますね。

東映太秦映画村に着きました。

平日にだったのにチケット売り場には長い列が、単独で来ている車椅子ユーザーの私も列に並びます。後ろに並ぼうとされた来園者の方に証拠の写真を撮つてもらいました。

いらんことしてないで早くチケット売り場の列に並べよ!

東映太秦映画村・入村口のようす

入村口の近く外側に車椅子対応トイレ(赤のカッコ内)がありました。

最初に村内案内図をご紹介します。

(案内図の下の写真は私が知りえたオストメイト対応トイレの情報です)

案内図の青のカッコと赤のカッコはそれぞれ、今回確認できたオストメイト対応トイレの位置を私が書き込んだものです。その下がそれぞれのトイレの形態です。まだまだ多くの施設の案内図は多目的トイレの表示は車いすマークのみで、オストメイト対応かどうかは分かりませんね。車椅子対応トイレは各所にありました。

ようやく、そして順番通りではありませんが、

東映映画村内の車椅子での楽しみ方をご紹介します

村内で食事を楽しむ

時代劇にマッチした外観のお店も多いのですが、混んでいることが多いので、私は入村口近くのレストラン(写真左側で赤カッコ内はその入口)で早めの昼食をいただきました。そして江戸時代風の建物のカフェで軽食をいただきました(写真右側で赤カッコ内は入口のようす、青カッコないは店内にあった私のお気に入りの「猫時代劇」というガチャ)。

中村座(芝居小屋)にいれてもらえました

中村座前でお侍様と記念撮影

私は下手に法律の勉強(法律系独立開業型の資格試験に受かっています、エッヘン)をしたせいが、肖像権や商標権を必要意外に意識しているようで、特に理由もないのに自分の顔までぼかしてご紹介しています。お隣は俳優さんだから顔を売るのがお仕事と思い鮮明な画像でとそのまま写真を載せたのですが、新型コロナの流行っていた時期だったのでマスク着用のお姿、お顔が良くみえませんね、残念。

時代劇を見せてもらえました

中村座の劇場内右端の長い通路が、車椅子での観劇スペースとなっていました。この日の演目は「忍者ショー」、以前訪れたときのは「浪人が新選組に切られる」というストーリーのショーがあり、ハリウッド映画にも出演された切られ役で有名な俳優さんと記念写真を撮ってもらったこともありました。

中村座内での車椅子での観劇のようす(カッコ内は舞台上の俳優さん)

車椅子でアトラクションを著者の体験できた範囲でご紹介します

アトラクション利用は別料金になっていました。

太秦トリックアートの館

今回初めて気づいたアトラクションで車椅子でも入場可能ということで、入ってみました。内部は人間の目の錯覚を利用して立体的に見えるように描かれたトリックアートの世界。窓口の方に「絵を見て回るだけになりますよ」と言われたものの、館内におられた方がたに各所で写真撮影をお願いして結構楽しめました。

太秦トリックアートの館と内部で写した写真の1枚

史上最強のお化け屋敷(今回は入りませんでした)

お化け屋敷には車椅子ユーザーは介助者がいれば入ることが出来ます。

ずいぶん以前の話になりますが、最初は車椅子ユーザー2人のみで行ってみたのですが、窓口で介助者が必要との説明をうけていると、後ろにならんでいた子供連れのご家族か「それなら私たちが介助してあげる」と申し出て下さり入ることができました。もう一度は同行介助者と共に入れてもらっています。

史上最強のお化け屋敷(右側にスロープがありました)

東映映画美術スタッフによりつくられた押し込み強盗にあった屋敷内にうごめく役者さん達の迫真の演技は見事なものでした、また安全のため内部のようすを映すカメラがあったようで、車椅子操作を誤りかけた私に、「大丈夫ですか」という天井からの声があり、そちらの方でもビックリしてしまいました。

ここまでは最初に親切なご家族の介助をうけて入れてもらった時の体験談で、内容は定期的に変えられているようです。

他にも車椅子で入れるアトラクションは無いかと窓口を訪ね回ったのですが、見つかりませんでした。あるアトラクション窓口で「車椅子ではいれますか?」と伺ったところ「子供だけですよ」と言われてしまいました。どうやら車椅子ユーザーという以前に年齢的な問題があったのかもしれません?

俳優さんによる村内案内がありました

俳優さんによる村内案内そして撮影の裏話などを説明するイベントがあり、私も時間に集合場所に行き車椅子で参加させてもらったことがあります。店の看板は裏表で違うことや、死体を演じる時の役作りの苦労話などを聞かせてもらえました。

俳優さんによる村内案内についてゆく

映画村を車椅子で見て巡ります

私のお気に入り廓のセット

別にお気に入りの花魁さんがいて頻繁に通っているわけじゃないよ。

このはしわたるべからず

日本橋なんですけど、映画によっていろいろな場所の橋に変えられているようです。アシトドのホームページには、来村者がわたっている写真(赤のカッコ内)が残されていたのですが、その後なにか問題があったのかもしれませんね。また映画村らしく障子を開けて入る車椅子対応トイレ(青のカッコ内)があったのですが、廃止されているようで見つかりませんでした。カツコ内の写真を撮影した2003年(平成15年)当時は写真を大きくすると通信速度が遅くなるため、ホームページには小さな写真をつかっていました。元の画像データーがわからなくなっていますので、見えずらいところはご容赦くださいね。

セットではない建物にも興味深々です

立ち入り禁止の扉越しに映画の製作スタジオがみえました。収録の邪魔にならないため表示されたと思われる「警笛ならすな」という大きな注意書きを興味深く見上げていました。

映画の製作スタジオを扉ごしに見上げています

 

エバンゲリオン京都基地があり登場体験や手のひら体験ができるそうですが、車椅子では難しそう。でも巨大なものなので、エバンゲリオンファンの車椅子ユーザーはそれなりに楽しめるかもね。

エバンゲリオン京都基地と映画文化館

東映文化館という建物はスロープ通路・エレベーター完備。内部は往年の映画スターの写真や、東映映画のポスターなど懐かしい展示でいっぱいでした。

パディオス(大型屋内エンターテインメント施設)をめぐりました。

パディオスは東映の子供向け番組のヒーロー・ヒロインの展示中心で、以前は子供だった私には懐かしい展示もあるのですが、大人の介助者と来ると長時間は付き合ってもらえません。今回は単独行動ですのでゆっくりまわれました。

パディオス内のヒーロー・ヒロインの展示

エレベーターそして各階に車椅子対応トイレ(オストメイト対応は無し)が設けられていました。いくつかのアトラクションがあったのですが、車椅子での利用は無理とのこと、今回は「子供だけですよ」とはいわれませんでした。

割と根に持つタイプやのう!
3階の多目的ホールで〇〇ライダーのイベントをやっているというので、チケット売り場の方に「車いすでも会場にはいれますか?」とうかがうと、以前にも車椅子ユーザーの入場があり大丈夫ですとの回答。「上の方を呼んで確認しましょうか?」と問われたものの、大きな話になりそうだったことと、開演時間まで時間があり恒例の車椅子での鉄道アクセス調査をおこないたかったので会場を、そして映画村を後にしました。


映画村を出ると、お城の大手門のセットが目に付き写真を撮ってもらいました。

東映城大手門と二条城の東大手門(赤のカッコ内)

二条城の東大手門をモデルに造られたと案内されていましたが、よく出来ていますね。

 

東映太秦映画村周辺のJR・嵐電京福電気鉄道)の駅とそこからのアクセスを検討してみました。

最初に映画村出口付近にあった周辺案内図をお借りして、東映太秦映画村周辺の鉄道の4つの駅の位置関係をご紹介します。(黄色の駅名は著者がコンピューター上で書き加えたものです)

周辺案内図(一部分)

JR花園駅については最初にご紹介していますので、残り3駅について説明しますね。

JR太秦駅の状況

従来の階段だけのこ線橋の手前に、エレベーター専用のこ線橋を新設していただき、車椅子乗客が利用できるようになりました。車椅子・オストメイト対応フル規格トイレもありました。

JR太秦駅(赤のカッコ内は多目的トイレのようす)

嵐電撮影所前駅

2つのホームがあり平坦とスロープ状の通路でアクセスできました。映画村入村口からは反対側になります。後日訪れた嵐電嵐山駅の駅員さんに伺ったところ、以前は使われていた門が、閉じられているとのことでした。

「撮影所前」ではあるが「映画村前」では無いようです。

嵐電撮影所前駅の入り口のようす

嵐電太秦広隆寺駅

この駅は東映太秦映画村への最寄り駅で、以前に車椅子で利用したことがありますが、カーブ状のホームで電車との隙間が大きく開き、介助に来てくれた方にご苦労をおかけした記憶があします。駅には「当駅は無人駅です」との案内表示がありました。

嵐電太秦広隆寺駅広隆寺前の道路

2022年の別の日に同行介助者と共にJR太秦駅で下車、嵐電撮影所前駅から広隆寺前の道路を通り、嵐電太秦広隆寺駅の手前を横切って東映太秦映画村入村口をめざして移動したのですが。右側(原則・車椅子は道路交通法上歩行者になります)通行をしていたら歩道がなくなりガードレールすれすれを移動したのち嵐電の電車が路面を走行する合流地点に出てしまい、道路の中央で行き場を失ってしまいました。

2022年暮れ、車いす利用者単独で訪れたときに反対側の道路も確認したのですが、途中から歩道が無くなっていました。広隆寺前の道路は自動車の通行量も多く、また嵐電の路面走行もあり車椅子で行くには危険だと感じました。また途中の細い道にも入ってみたのですが、歩道と車道の区別もなく、どこに行く道なのかもわからなくなったので、引き返してきました。

広隆寺正面の道路状況

こんなレポート僕たち自動車で行くから関係ないよ!

そんなこと言わずに最後までお付き合いを

東映太秦映画村入村口に戻ってきましたここから京都バスさんの路線バスに乗ります。

京都バスの車椅子対応バスで四条河原町三条京阪方面に向かいます

入村口の手前に京都バスの太秦映画前(北行)バス停があります。ワンステップ・スロープ付き路線バスが来ましたが、すでにかなりの込み具合。バス停の列の後ろの方に並んでいたので自然の成り行きで、先の方は素早くステップの上られ後ろの方も乗り込まれバスは満員に。運転手さんが降りてこられて、「このバスへの乗車は難しがら、次のバスに連絡しておきますよ」と配慮して下さったので、次のバスまで20分待つことにしました。

 

あなたは根が田舎もんだからバスを長時間待つことに慣れているもんね!

 

次のバスもノンステップ・スロープ付きで、スロープ板を出し切ってから、少し戻して床の上に引っ掛けるという、運転手さんが頻繁に設置に戸惑われるタイプ。でも慣れておられるようで、あっさり乗車できました。車椅子スペースは一台分でした。

京都バスへの乗車のようす

著者は何度か、京都バスさんの車椅子対応路線路線バスを利用させてもらうことが、あったのですが、車椅子で乗車できるという明確なマークが見当たらず、外見からはどんなバスが来たのかは分かりませんでした。

表示していなくても車椅子で路線バスに乗れる、なんと奥ゆかしいことでしょうか。

 

この路線バスは四条河原町など京都市の中心部を経由するので、途中からかなり混みました。三条京阪で降ろしてもらい、京阪電車に乗り換え古都を後にしました。

 

最後にお気に入りのお土産をご紹介

以前から、気にはなっていたのですがなかなか購入できなかった、東映太秦映画村のお土産を勇気をだして買ってきたので紹介します。「2段重ねのお菓子で、下は山吹色」、知人に見せびらかそうとしたら、有名なお土産らしく、すでに知っているとのことでした。

私は更にその下に5円玉を敷き詰めて、山吹色の3段重ねの菓子箱を作ろうと試みたのですが、手持ちの5円玉が少なく諦めてしましました。

2段重ねの山吹色のお菓子

番号順に開けてゆきます。もったいないので、まだ食べずに残しています。

この車椅子旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

 

最後まで読んでいただき有難うございました。

ブログの掲載内容につきましては、ご意見等ございますでしょうけれど

この山吹色の菓子(見せただけですけれど)で良しなに

事前の根回しとっても上手?な

車椅子電車評論家・アシトド松井

アシトドのブログのメニュー画面へ

 

車椅子で奈良の大仏さまを参拝しました。 車いすで近鉄の電車・奈良交通路線バスに乗車 奈良公園を巡りました。

奈良の大仏様に車イスで参拝しました

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年暮れに車椅子ユーザー2名(1人は手動車椅子利用、もう1人は簡易電動車椅子利用・介助者の同行無し)で、西ノ京から路線バスに乗り奈良公園を訪れ奈良大仏を参拝しました。

その1週間ほど前、郡山城見物に出かけていた著者は(詳細は前々回のブログを参照して下さいね)奈良公園の下見をしようと思い立ち、近鉄奈良駅に寄り道、路線バスに乗り換え奈良公園を訪れています。

つまり短期間の間に2度、車イスで奈良の大仏様を参拝しているのですが、幅広く・詳細に車椅子利用者・そしてオストメイトに役立つ情報をお伝えするため、2度の体験談をまとめて、ご紹介したく思います。

まず最初に今回の車椅子で行く奈良参拝旅行の関係地図(略図)をご覧いただき、だいたいの位置関係をご理解いただければと思います。何度も見ていただいている方はすみませんね。

なお今回の旅行記に頻繁に登場するのJR奈良駅については、以前に利用してホームへのエレベーターと車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあることを確認しています。

2022年車椅子で行く奈良県北部地域行程図(略図)

ここからの車椅子旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

1度目(下見)は、近鉄郡山駅から西大寺で乗り換え近鉄奈良駅へ。奈良交通路線バスに乗って長く急な坂道を上って、奈良公園内の「氷室神社・国立博物館」バス停まで送ってもらえました。

近鉄郡山駅での状況

近鉄郡山駅から京都行きの電車に乗り西大寺で乗り換えます

近鉄郡山駅では駅員さんがおられ、渡し板を設置・車内車椅子スペースに案内していただけました。この駅から学生さんで電車が混んできたので助かりました。スロープ通路でホームにアクセス可能、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

西大寺駅での状況

西大寺駅で大勢の学生さんと共に下車、各方面の列車に乗り換えられるようです。

西大寺駅近鉄奈良行きの電車に乗り換えます

西大寺駅は京都・奈良・奈良県南部地域・大阪梅田・神戸方面(阪神電車の路線に乗り入れる)そして鳥羽方面(三重県への特急)への電車が乗り入れる、近鉄の巨大分岐点。エレベーター完備で車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

近鉄奈良駅へと向かいます。

車窓から平城京跡がご覧いただけます。

近鉄新大宮駅までの間は平城京跡を横切って走ることとなり、車窓からはこのような風景を楽しむことが

平城京跡を近鉄の車窓からのぞむ

近鉄奈良駅に到着です。

近鉄奈良駅バリアフリー情報

近鉄奈良駅のホームとエレベーター

近鉄奈良駅正面と地下1階コンコース階にある多目的トイレ

近鉄奈良駅ホームは地下2階にあり複数のホームがあるもののエレベーターがあるのは真ん中のホームのみですが、頭端駅でホームの端がつながっており、車いすでも他のホームへの行き来が可能です。多目的トイレは地下1階コンコース階の改札口の外側に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(上の赤カッコ内の写真)がありました。駅ビルの2基あるエレベーターを使って地上に出られました。

ここから道路を渡って反対側のバス停に行くのですが近鉄奈良駅から奈良公園中心部に向かう坂道の写真が撮影できましたので、ご紹介します。

奈良公園中心部に向かう坂道(近鉄奈良駅前から撮影)

坂の街で有名な長崎市や神戸市など比べれば大したことないと思われるかもしれませんが、手動車いすでの移動となると大変ですよ。奈良大仏方面に行くには頻繁に運行されている奈良交通の車椅子対応バスに乗車しないと、長旅だと疲れてしまいますよ。

ここでJR奈良駅近鉄奈良駅奈良公園周辺のバス停への路線図をご覧ください

奈良公園とJR奈良駅近鉄奈良駅循環系統を中心としたバス路線図

多くのバスがJR奈良駅近鉄奈良駅奈良公園内のいくつかのバス停を行き来していることがお分かり頂けるでしょうか。私は近年このエリアの路線バスを利用させてもらうことが、何度かあったのですが、体験した範囲では運行頻度も多くまた、すべて車椅子対応路線バスでした。また著者は西ノ京からJR奈良駅近鉄奈良駅を経由して奈良公園を訪れていますので上の案内図は全てのバス路線を記載したものでは無いようです。

 

奈良交通のノンステップ路線バス(床下から電動でスロープ板が出るタイプ)に乗せてもらえました。

駅反対側のバス停から乗車します。ところが乗客を降ろすために二ーリング(車体を横に傾けて乗り降りしやすくする機能)された床がバス停の縁石より低く、スロープ板が当たって完全には引き出せなくなることに。わずかな段差が出来ましたが、私は長年の体験からスロープ板は意外に丈夫で、このまま利用しても大丈夫と判断して車椅子をスロープ板に落として、そのまま乗車させてもらいました。

電動のスロープ板が縁石に当たって引き出せないよ  車窓からは問題の坂が、バスに乗ったら楽ちんです

「氷室神社・国立博物館」のバス停で降ります

運転手さんから「東大寺大仏殿・春日大社前」のバス停は道路幅が狭く、車椅子での乗降が困難であるから一つ手前の「氷室神社・国立博物館」のバス停で降りることを勧められました。私は以前に「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停の歩道が狭いこと、また氷室神社までくれば坂は緩やかで東大寺大仏殿までの距離も短いことを知っていたので指示に従いました。

私って素直な良い車椅子乗客でしょう。  

そんなこと自分で言うことか!

2度目(本番?)は、西ノ京にある「薬師寺駐車場」のバス停から奈良交通ノンステップ路線バスに乗ってJR奈良駅近鉄奈良駅を経由して「氷室神社・国立博物館」バス停に着きました。

近鉄奈良駅ビルを車窓から眺め車椅子ユーザー2名を乗せた路線バスは坂道を上り奈良公園へと進みます

反転式スロープ板をつかってバス停におります 氷室神社の前に着きました

1度目の経験があるので、「氷室神社・国立博物館」バス停でおりました。スロープ板が急勾配に感じられたので、再度エンジンをかけて二ーリングをしてもらいました。ここからは2度とも同じ行程になりますので、このバス停を起点として車椅子で行く「東大寺大仏殿への旅」を続けたいと思います。

大仏前交差点をめざします(交差点に面した茶屋で休憩しました。)

大仏殿・春日大社前バス停付近の大きな交差点を大仏前交差点と呼ぶそうです。まずはそこを目指してわずかな坂道を上って行きます。

緩やかな坂を上って大仏殿交差点を渡ります

交差点を横断すると「大仏殿・春日大社前バス案内所」があります。かすが茶屋という喫茶と軽食のお店が入っていて、下見に来た時に車椅子でも入れそうだったので行ってみました。狭い店内でしたが入れ口近くの座席を外していただき、車椅子2台分の席を作っていただきました。奈良県の郷土料理柿の葉寿司をいただきました。鯖のお寿司を柿の葉で包んでいました。

奈良県の郷土料理柿の葉寿司

このお店は分かりやすい場所にあるためか、外国人観光客の利用も多いようでした。また下見に訪れたときは、平日の夕方だったためか営業を終えられていました。

大仏殿交差点から参道に入り東大寺大仏殿にむかいます

大仏殿交差点からの参道には自動車は入ってこず、かわりに鹿が待ち受けています。

大仏殿への参道、中央の石畳に注目

大仏殿交差点から東大寺大仏殿への石畳は、中央部分が一つ一つが長細く凹凸のない石が隙間の無いように敷き詰められておりこの通路(以下このブログでは便宜上車椅子用石畳通路と記載しますね。)に沿ってゆけば手動車椅子やベビーカーでも楽に移動できます。

まずは周囲の鹿さんに「鹿せんべい」を配ってあげることに、ところが

せんべいが無くなっても鹿に追い回される

同行してくれた手動車椅子ユーザーの話によると、車椅子利用者は頭の位置が低いため動物と目線があってしまうことが多く、因縁をつけれれ?吠えられたりすることが多いとのことでした。

南大門前で写真を撮ってもらっていると

南大門前で記念写真

やっぱり鹿さんに邪魔されてしまいました。

南大門には階段があるため車椅子用石畳通路は左右に分かれます

 

南大門の間近まで直進していたら有名な2体の金剛力士像が見られたかも?

東大寺ミュージアムを見学させてもらいました

東大寺ミュージアム

上の写真の左側の赤カツコ内は館内のエレベーターを下ったところにあった車椅子対応トイレ、右側の赤カツコ内は正面入り口にあった大仏様の手のモニュメントです。

簡易電動車椅子で入館しようとしたところ、手動に切り替えることを求められました。「なにか事故でもあったのですか」と伺ったところ、事故防止のため電動車椅子ニュートラルにして介助者に押してもらって入館してもらっているとのこと。展示場内にはいると文化財指定されている仏像多数をあまりにも近くで見学でき、電動車椅子の操作ミスでの文化財の破損などに気を使っておられるように感じられました。手動に切り替えた電動車椅子を手で操作するのは、リハビリ不足の私には車輪が重くて大変でした。

なお館内入り口に

館内の休憩所 ミュージアムショップ お手洗いは無料で入場できます。

という案内板がありました。

東大寺大仏殿に着きました

大仏殿の左側の車椅子用石畳通路にそって大仏殿に入るためのスロープ通路に向かいます。

東大寺大仏殿中門

大仏殿に入るためのスロープ通路

上の写真赤カッコ内のような「車椅子入口」の案内板があり、見落とさなければ迷うことはないと思います。スロープ通路の前には鉄製の引き戸がありインターフォンを押して連絡、カギを解除してもらい参拝者自身が手であける方式でした。上肢にも障害のある車椅子ユーザーは介助を求める必要がありそうですね。

扉を手で開け、スロープを上がります

長い旅行記だったね、やっと大仏様が拝めるね。

スロープを下って大仏殿が見えてきました

スロープを下って回廊にはいると、係りの方が出迎えて下さいました。確か拝観料はここで支払ったと思います。大仏殿を背景に写真を撮っていただきました。

回廊から大仏殿へのスロープ通路と木戸

一般の参拝者が回廊に入らないようにするためか、車椅子用の通路から出入りするところに低い木戸が設けられており、簡単なカギを手で外して大仏様の側面にたどりつけます。上肢に障害がないのに手間取っていると親切な方が開け閉めをして下さいました。

なおここまで紹介した「車椅子入口」からのスロープ通路や回廊で、何組かのベビーカーを押すお父さん、お母さんをみかけました。車椅子専用ではなくベビーカーでも利用できるようです。

奈良の大仏様を参拝します

お願いして入ったところで写真を撮ってもらいました。

奈良の大仏

同じ写真を2度もお見せしてすみません。多くの寺院ではお堂内の仏像の撮影は禁止されているのですが、大仏殿では三脚の使用など他の参拝客の妨げにならなければ認められているようです。

大仏様を時計回りに巡って正面から参拝できました。

奈良の大仏様を正面から参拝しました

大仏殿の最寄りの御手洗(車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ)を使います

大仏殿内にはトイレが無いとのことで利用者が多いと感じました。

大仏殿横のトイレと内部の多目的トイレのようす

車椅子用スロープ通路から見た御手洗と赤カッコ内は内部にあった車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿姿勢に配慮した設備のものをアシトドのブログ・ホームページではこのような名称で紹介しています)のようすです。

過去にも何度かこのトイレを利用させてもらったことがあるのですが、あまりにも便利な位置にあるためか、多目的トイレが使用中だったり、汚れて使えないなどということもありました。目的地から遠いところでも障害に応じて使えるトイレを見つけたところで済ませておくことが、車椅子ユーザーやオストメイトの旅行・外出では大切なように思います。

地元案内図で位置を確認しましょう

東大寺大仏殿の周辺案内図(一部分)

南大門から大仏殿までの地図です。

青カッコ東大寺ミュージアム

赤カッコが車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあった御手洗い

黄カツコが「車椅子入口」大仏殿への回廊に入るスロープ通路の位置を示しています。

 

大仏殿をあとに路線バスに乗って近鉄奈良駅に戻ります

近鉄・JR奈良駅方面へのバス停

先ほどバスをおりた、「氷室神社・国立博物館」のバス停の向かい側だと思うのですが、名称は「東大寺大仏殿・国立博物館」となっていました。

まもなく帰宅する大勢の観光客の方(外国人も多数)が次々と来られて、順番が分からなくなり車椅子やと何所にならんどったらいいねん状態におちいってしまいました。

やってきたバスに車椅子ユーザーが乗りたがっているとアピースするのが大変でした。

 

ノンステップバスがやって来たものの、まずまずの混み具合で車椅子2台の乗車は大変そう。運転手さんは「後ろから循環系統がきているので、そちらに乗ってほしい」といわれるが、とっさに車椅子ユーザー1人ずつが乗ったほうがバスの運行がスムーズにいくのではと判断、近鉄奈良駅で落ち合うことにしてバス2台に分散乗車しました。

2台のバスに車椅子ユーザー2人が分散乗車しました

ところが路線の違うバスだったことから、降車時のバス停が近鉄奈良駅を囲んで別々のところになり迷子になってしまいました。携帯で連絡を取り合い10分程度後になんとか集合できました。

近鉄奈良駅を出発、食事をとるため西大寺駅で下車します

以前に利用した、西大寺駅前にある近鉄百貨店の入ったショッピングセンター(ならファミリーというらしい)のレストラン街が良かったことと車椅子対応トイレの心配もないので、そこで夕食をいただくことにしました。

近鉄奈良駅から西大寺駅までのようす

奈良観光から京都・大阪・神戸方面へと大勢の方が家路につかれるようで、電車は大変混みました。西大寺の駅員さんに一般乗客が乗り降りするわずかな隙間時間で降ろしてもらいました。

西大寺駅のようす

西大寺駅はエレベーター、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ完備(赤カッコ内の写真)。二階改札口内の駅ナカ・ショッピングセンターが充実していました。
また食事をするため「ならファミリー」に向かう横断歩道が2022年夏に起こった大事件の現場(青カッコ内の写真)でした。

再び西大寺駅から電車に乗り京都駅に向かいます

遅い時間になったためか、西大寺駅からの近鉄電車はすいていました。

京都駅でJR在来線に乗り換えるのですが、新幹線が止まっていたらしく駅は乗客でいっぱいでした。問い合わせに追われる中、駅員さんにスロープ板の介助をいただき、家路につきました。

 

従来ならここで旅行記が終わるのですが、

自動車を運転して移動する車椅子ユーザーにも配慮したブログにするため、1日目の下見のときに訪れることのできた「大仏殿前駐車場のバス停」の周辺状況を少しだけご紹介しますね。

氷室神社・国立博物館前のバス停近くに「夢風ひろば」というショップ・レストラン街があり車椅子対応トイレが確認できました。ここを利用するのもいいかもしれませんね。通り抜けると大仏殿前駐車場の横を通って大仏殿に向かうことができました。

夢風ひろば(大仏殿前駐車場側からの写真です)

 

大仏殿前駐車場のバス停

大仏殿前駐車場にはバス停があり「くるっとバス」という路線バスが運行されていました。なお運行されているバスの形態(車椅子対応であるかどうか)は確認できていません。バス停の近くに車椅子対応トイレがありました。

 

2022年にネットで調べたところ「県営大仏殿前駐車場」の一般乗用車の受け入れは廃止されています、というあとに「車いす優先駐車区画」が設けられていますとの記載があるサイトをみつけました。駐車場利用に関する条件等も変わっているかもしれませんので、事前に電話等で確認されることをお勧めします。

大仏殿までの車椅子用石畳通路を利用しようとすると鹿さんの群れに阻まれてしまいました。

車椅子の行く手をさえぎる鹿さんたち

ほかにも奈良公園の鹿さんたちは車椅子用石畳通路の上に💩や、お小水を残されたり。特に手動車椅子利用の場合は車輪から手についてしまうので、注意が必要ですね。

あなたたちには、車椅子の障害者を思いやる人間らしい気持ちはないのか!

だって私たち人間じゃないもの。

この車椅子旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

お伝えしたいことが多すぎて長い旅行記になってすみません。

オストメイト兼任の私的には鉄道の駅と大仏殿の最寄りの御手洗以外にオストメイト対応トイレが確認できなかったことが少し残念でした。

最後まで「公共交通機関で行く車椅子・奈良大仏参拝」の旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。私は他にも興福寺奈良国立博物館そして春日大社の手前まで簡易電動車椅子で上った経験があるのですが、それも書き加えると読んでいただいても分からなくなりそうですのでこのあたりで終わります。

施設別にバリアフリー状況を紹介したサイトは多数あるので、車椅子での公共交通利用旅行の詳細を案内したブログにしたかったのですが、記載方法を再検討をしなければいけないかもしれませんね。

 

これに懲りずに、次回の車椅子での少しマニアックな公共交通利用の旅行記をご覧いただければ嬉しく思います。

 

やたら物事を書きすぎたレポートを提出して先生を困らせた

車椅子電車評論家・アシトド松井

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子で行く奈良・西ノ京 唐招提寺と薬師寺参拝 車いすで電車と路線バスで旅行しました

車イスで唐招提寺を参拝に訪れました

 

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年暮れに車椅子ユーザー2名(内1名は簡易電動車椅子利用・介助者は無し)で、京都駅から近鉄の電車で西ノ京駅下車。唐招提寺薬師寺を参拝したのち、薬師寺駐車場バス停から奈良交通・ノンステップ路線バスに乗車させてもらって、JR奈良駅近鉄奈良駅を車窓から眺めて、奈良公園内のバス停まで送ってもらえました。

今回の車椅子旅行の行程を、略図(すごくいい加減ですけど)にしましたので参考程度にご覧下さいね。

2022年車椅子で行く奈良県北部地域行程図(略図)

ここからの旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

バリアフリーの情報も変化が激しいものですので、最新の状況は是非ご自身の車イスでお確かめ下さいね。

京都方面から近鉄の電車で西ノ京駅に向かいます

近鉄京都駅の状況は前回・郡山城を訪れたときにご紹介していますので詳細はそちらを見てね。今回も渡し板を使って電車に乗せてもらえ出発。途中の駅から電動車いすユーザーの方が乗ってこられたので、「アシトドのブログ」をピーアール、視聴率?が上がるといいね。

近鉄京都駅での乗車のようす         近鉄の車内にて

西ノ京駅に着きました

駅員さんが渡し板を使って、車椅子ユーザー2人を下ろしてくださいました。

「帰りは何時になりますか?」と聞かれるので、「気ままな旅行ですので、何時になるか分かりません。車椅子対応路線バスに巡り合えれば、そのまま奈良公園方向に向かうつもりです」と答える。詳しく伺うと無人駅(私が以前利用した時には駅員さんがおられた)になっており、わざわざ私たちの介助に近鉄郡山駅から来て下さったとのこと。

車イスの鉄道利用者を悩ませる無人駅問題は、ここでも起こっているんだ。

インターフォンを押おしてもらっても待ってもらうかもしれませんよ」ということでしたが、こちらも旅行計画が気まぐれで、また駅ホームに車椅子対応トイレがあったので、この駅を再度利用することになったら、長時間でも待つことを告げて、改札口をあとにしました。ご面倒おかけします。

西ノ京駅に久しぶりに降りたので、恒例の駅バリアフリー度チエック

西ノ京駅橿原神宮前方面ホーム

西ノ京駅はエレベーター完備で改札口は地下にありました。また橿原神宮方面ホームに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

 西ノ京駅前で記念写真

観光客の方にお願いして写真を撮ってもらいました。右側に地下改札口へのエレベーターが写っています。左上の赤いカッコ内はエレベーターが設置される以前の車椅子乗客用スロープ通路。近鉄ではエレベーター設置以前にもこのような車椅子利用者に配慮していただいた駅が多く、沿線の多くの駅を利用させてもらいました。

最初に現地案内図で位置関係を確認しておきましょう

現地案内図(薬師寺唐招提寺周辺)

西ノ京駅前のバス停やタクシー乗り場のある区画をすぎると、今回の参拝の旅の最大の難所にさしかかることに。道が狭く車道と歩道の区別なく、なおかつ自動車・歩行者共に交通量が多い!(上の写真・現地案内図に青い丸印で囲った所

西ノ京駅から薬師寺そして唐招提寺に向かうわずかな距離の道なのですが、自動車が次から次へとやって来る。幅が狭くて自動車同士の行き違いもたいへんなようで直ぐに停滞、歩行者は車をやり過ごしたり隙間を行き来しておられる。車椅子ユーザーにはそんなことは出来ないので自動車の後を恐る恐るついてゆく。短時間ながらも、慎重に車椅子を移動させ薬師寺白鳳伽藍への入り口前の広い道にたどり着きました。

薬師寺唐招提寺を結ぶ道を車椅子ユーザー2名で進みます

先ずは薬師寺から約500メートル北側にある唐招提寺に向かいます。

道は川を越えるためのわずかな坂があった程度で概ね平坦、上肢に障害のない方なら手動車椅子でも移動が可能です。途中の公衆トイレに車椅子対応のトイレがあったのですが工事中でした。バリアフリートイレに生まれ変われば、この道を散策する車椅子ユーザーやオストメイトなどの障害者、その他歩行弱者の方にとっても便利な施設になりますね。

薬師寺唐招提寺を結ぶ街道にて車椅子で入れるお店探し

今回の旅の目的の一つはこの街道沿いのお店で食事をいただくこと。遠くに出かけても大型店のフードコートばかり利用していたのでは、旅情を感じることが出来ませんからね。車椅子で入れるお店をみつけて頼んでみると、予約でかなりの席が埋まっていたものの、店内奥の方に車椅子2台の入れる席を空けていただき、昼食をとることが出来ました。

西ノ京で食事をとりました 久々の天ぷらそばです

ふたたび唐招提寺へと向かいます。この道は車道と歩道の区別がないものの自動車は一方通行に規制されており、車いすでも比較的安心して移動出来ました。

川を越えて唐招提寺に着きました

唐招提寺の前の道路には歩道・そしてバス停があったのですが、わずかな段差を著者の現在の運動レベルでは上がることができす、車椅子ユーザー2名が車道を走行、自動車の運転手さんが気を使ってくれて最徐行を、ありがとうございます。また以前訪れたとき、このバス停から奈良交通のワンステップ・スロープ付き路線バスに乗車、薬師寺まで送ってもらった経験があるのですが、あのときはどのようにして乗車したのでしょうか?

車椅子で唐招提寺に参拝します

唐招提寺の門(南大門)にあるスロープ通路

唐招提寺に入るスロープを上り始めるとお寺の方が助けに来てくださいました。門をくぐると再度ながめのスロープ通路を下って境内に入れました。

唐招提寺金堂

写真を撮つてもらえました。そしてトイレに行こうとして砂利道に車椅子の車輪がとられていると。トイレまで押して下さいました。ありがとうございます。

唐招提寺の境内にあった車椅子対応トイレ

私の車椅子旅行記は、「車椅子単独で」だとか「車椅子ユーザー2名のみで介助者無し」などという、キャッチフレーズを使ってますが、実情はあちらこちらで、地元の方や居合わせた方に助けてもらって旅が続けられています。ありがたいことです。

唐招提寺講堂とそのスロープ通路(赤のカッコ内の写真)

唐招提寺講堂にスロープ通路で入れてもらえ、仏堂を拝むことが出来ました。再び先ほどの門(南大門)から唐招提寺を後にします。

 

脊髄損傷者の仲間から、当ブログは、「自動車を自ら運転して外出する車椅子ユーザーの視点が欠けている」とのご批判がありましたので、駐車場の情報も見つけた範囲で掲載しますね。

南大門の東側すぐの所に駐車場と車椅子で入れる、おみやげ店そして工事中のトイレを見つけました。バリアフリートイレが出来るといいですね。車椅子スペースも確認できましたが、無事に駐車できますかねぇ。

唐招提寺南大門の東側の駐車場

でもこの日のトイレは工事中ばかりだね! 

先ほどの道をもどって薬師寺に向かいます。

車椅子で薬師寺に参拝します

唐招提寺から約500メートルの距離を戻つて、薬師寺白鳳伽藍・食堂をめざします。とことが、公道から薬師寺に入るのに一段のわずかな段差が。運動神経の良い手動車椅子ユーザーの方はキャスターを上げて難なく越していかれたのに、簡易電動でリハビリ不足の私は自力では段差を上がれず引き上げてもらうことに。完全アクセス病(わずかな段差も許さず・平坦そして緩やかなスロープ状の通路しか認めない、私が名付けた病気)に罹っている私は早速う回路探し、正面右側に横断歩道と薬師寺内に入るスロープ通路を見つかました。

私が上がれなかった段差(上から撮影)と スロープ状のう回路

 食堂を抜けると、大講堂・金堂・西塔・東塔などが見えてきます。

食堂のスロープ通路をあがり西塔・東塔や大講堂が見えてきます

30年以上前のことですが車いす生活になっても仏像を拝みに行くのが大好きな性格を改めることができなかった著者は、各地の寺院を訪れるものの階段や砂利道に阻まれてしまいます。北陸地方のあるお寺で、ようやくみつけたう回路のスロープ通路を上っていると大勢の一般参拝者がついてこられることに。そうしたら受付を通らない通路だったらしく追いかけてきたお坊さんから「拝観料を払ってください」とのご注意が大声で。「おまえの所の仏さまは、車椅子の檀家(私の家はこの寺に多額のお布施をしたばかりだった)は救ってくれないのか!」と喚き散らしたくなる気持ちを抑え込んだことがあります。私は人生の修行ができていないためか、いまでも腹立たしく思い出されます。

薬師寺は各お堂への通路ができるだけ目立たないかたちで舗装されており、また急な部分はあるもののお堂に入るスロープ通路も整備されており、車椅子ユーザーでも参拝しやすいお寺だと感じました。砂利道のままにしておかないと、本来の寺院の姿が損なわれ文化財保護の観点から問題があるのでは、という意見をうかがうこともあるのですが、寺院は車椅子ユーザーにとっても参拝するための現役の施設、車椅子利用の門徒さんだっておられるかもしれません。そのような少数の立場の方の参拝を受け入れてこその寺院であると私は考えています。

薬師寺のお堂を巡り 仏像を参拝します

急スロープは助けて戴いました   工事の方は道を譲って下さいました

お堂には車椅子の通路の案内板が設置されていました

薬師寺金堂と東塔で写真を撮ってもらいました

薬師寺白鳳伽藍内の車椅子対応トイレ

残念ながらトイレへの道は砂利に阻まれてしまい、お寺の方に舗装された所まで車椅子を押してもらうことになりました。もう少しで完全バリアフリーだったのに惜しい。内部は普通の車椅子対応トイレでした。

薬師寺を回り終えたと思い南門から出てしまうのですが、帰宅してから分かったことなのですが、今回参拝したのは白鳳伽藍といわれるところだけで、西ノ京駅からの道路の反対側にある玄奘三蔵院伽藍というところには行きそびれてしまいました。前回訪れたときも同じことをしてしまっていますので、ご覧いただいている皆さんが薬師寺に行かれる際は玄奘三蔵院伽藍にもお参りして下さいね。

薬師寺南門を出て薬師寺駐車場バス停に向かいます

南門の窓口の方に伺ったところ西ノ京駅前の他、お寺の周囲に何か所かバス停があり路線が違うため運行本数も異なっているようです。西ノ京駅前からのからのバスが本数が多いとのことでしたが、先ほど紹介した交通量の狭い道を車椅子ユーザー2名が行くのはためらわれ、南門の近くにある薬師寺駐車場のバス停むかいます。

薬師寺南門から駐車場にあるバス停に向かいます

薬師寺南門から出たのですがお稲荷さんのを抜けなければ駐車場に行けないことが分からず、窓口の方に現地に来てもらい道案内をしてもらうこととなりました。わざわざすみませんでした。南門からの写真には薬師寺の東西の塔が写っています。

薬師寺駐車場に着きました。車椅子駐車スペースも数台分確認できました。

薬師寺駐車場と近くにあった車椅子対応トイレ

ねえみてみて、ちゃんと自動車を運転して外出する車椅子ユーザーにも配慮した旅行記になっているでしょう。

そんなコメントいちいちブログに書くな!

薬師寺駐車場バス停からJR奈良駅近鉄奈良駅を経由するノンステップ路線バスに乗せてもらって、奈良公園へと向かいます。

薬師寺駐車場バス停にて 路線図とやってきたノンステップバス

1時間に1本という運行時間帯にバス停についたのですが、運よくわずかな時間待ちで奈良交通のノンステップ路線バスが来てくれました。車椅子対応バスでなければ近鉄西ノ京駅に戻るしかなかったので助かりました。

反転式スロープ板を使って車椅子乗客を乗せるようす

国土交通省の報告書によると、上写真のような設備を「反転式スロープ板」と呼ぶそうです。乗務員の混乱防止、スロープ板の出し入れの迅速化なため導入が進めれれているようです。その名称を知らなかった私はブログやホームページで「床の一部をめくってスロープ板にするタイプ」などと解説していましたが、今後は「反転式スロープ板」という表記に改めますね。

余計な話になりますが、全国各地で車椅子対応路線バスに乗ってきた私は、スロープ板等を設置するために混乱する乗務員さんに何度も出逢って来ました。申し訳ない話ですがスロープ板のしまい方が分からなかったり(所定の収納箱に入れないとエンジンがかからないタイプのバスでした)、リフトが動かなくなってステップ(階段)に戻らなくなったりして運行不能にさせてしまった経験もあります。

いろいろな車椅子対応バスの特徴を説明出来るよう勉強するぞ

乗客の貴方が勉強してどうするのよ!

バスの車窓から近鉄奈良駅のビルが見えてきました

車椅子ユーザー2名を乗せた奈良交通ノンステップ路線バスは、次の目的地・奈良大仏のある奈良公園周辺のバス停(微妙な言い回しですけど詳細は次回ブログで説明しますね)に向かいます。

著者の体力に余裕があれば次回のブログに続きます


バスも大好き乗り物マニア

車椅子電車評論家・アシトド松井

 

アシトドのブログのメニュー画面へ

 

車椅子で郡山城(奈良県・大和郡山市)に登城、近鉄で奈良を巡りました

郡山城・追手門と追手向櫓

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年暮れに京都駅から近鉄に乗って郡山駅で下車、単独で簡易電動車椅子で移動して、郡山城にいってみました。

ここからの旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

久々に本格的な著者の大好きな車椅子でのお城巡りです。画面上ではございますが、ご一緒いただければ幸いです。

京都方面から近鉄の急行電車で郡山駅に向かいます

近鉄・京都駅

近鉄京都駅の改札口は、京都駅南北自由通路2階JR新幹線改札口の向かい側にあります。頭端式ホームで改札口内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿姿勢に配慮したもの)が2ヶ所もありました。

発車まで時間があったので渡し板を持ってきてくださった駅員さんに写真をお願いしました。お忙しいのにすみません。

近鉄・京都駅の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレとその位置

近鉄の急行列車に乗り、大和西大寺駅をへて西ノ京駅を超えると車窓から郡山城跡が見えます。

近鉄の車窓から郡山城をのぞむ

大和郡山市は金魚の養殖で有名な街です。

近鉄郡山駅に着きました

近鉄郡山駅

近鉄郡山駅と構内の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

近鉄郡山駅は上下線ともスロープ状ホームで、駅員さんがおられ渡し板設置サービスを受けました。後日近くの西ノ京駅を利用することがあったのですが、駅員さんに伺うと西ノ京駅無人駅で、私の乗降介助のため郡山駅から来ていただいたそうです。

近鉄郡山駅を後に郡山城跡に向かうのですが

郡山城址の道を進んで行くと

写真右側のようなとんでもない坂道に着きました。簡易電動車いすの警報音を無視して、上り切ったのですが、さらに堀と高校に阻まれてしまいました。仕方がないのでいったん坂を下って、別の道を探すことに。

 

ここで重大な問題が、近鉄の踏切を簡易電動の細い前輪で2度越えなければ、郡山城址にたどり着けないと思われる事態になりました。著者は近年体力を著しく低下させ(それに反比例して体重は増加)、キャスターを上げての車椅子での踏切通過はかなり勇気のいる状況になっています。踏切を前に人が通るのをまっていたのですが誰も来ない。勇気を出して踏切をクリア。

2度目の踏切を渡る前、郡山城跡案内絵図を見つけました。

郡山城跡案内絵図

やはり踏切を渡らないと郡山城にはたどり着けないようです。

その後もすんなり行かない車椅子での城巡り!

郡山城本丸への坂道だけど

自動車が上れる坂道を上って本丸に近づこうとすると、石を敷き詰めたような凸凹の坂道に。これは車椅子では上がるのは危険です。途中に枝分かれしていた自動車の通れる道を見つけて行ってみると、ようやく復元された追手向櫓と追手門にたどり着きました。

郡山城の追手門から車椅子で入城します

郡山城・追手門と追手向櫓

追手門の横に車が止まっていますので、初めからこのルートで来れば良かったのかもしれません。ここで記念写真を撮ってほしかったので、行と帰り2度にわたって観光客の来るのを待っていたのですが、桜の時期でもなく年末の平日に訪れる人は少ないようで、誰も来てくれず写真は断念しました。

追手向櫓の天守側から記念写真

大手門をくぐり、さらに坂道を上がって追手向櫓の裏側にでると、お城巡りをされていると思われる方に出逢いました。お願いしてようやく車椅子でのお城巡りらしい写真が撮れました。

城内にあったカフェに車椅子用の入り口との表示を見つけたので入ってみることに

郡山城内でみつけた番屋カフェ

「番屋カフェ」というその店に入ってみるとなんと、スロープ完備で車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。著者は過去に数多くの城跡巡りをしていますが、こんな事は初めて。ここでランチをいただくことにしました。

郡山城内の番屋カフェでお昼ご飯にしました

私にダイエット指導をしてくださっている担当の理学療法士さんすみません。トイレの心配がなくなったので豪華な昼食にしてしまいました。

カフェの野外テラスから郡山城天守台が良く見えました。お店の方にお願いして記念写真を撮ってもらいました。

郡山城天守

カフェから先は砂利道に阻まれて、これ以上天守台に近づくのは車椅子では困難と思い近鉄郡山駅に戻ることにしました。

帰りはおおむね下り坂なのですが、やっぱり踏切があります。あたりまえか!

坂道と踏切 街中に残る石垣

多くの城跡がそうですが、公園として残されているのは本来の城郭のごく一部です。街中には公園に取り込まれなかった石垣が残されていました。

近鉄郡山駅バス停近くの大型商業施設

車椅子対応バスの運行状況を確認するためバス停にいってみると、アスモという大型商業施設があったので入ってみました。3階に車椅子・オストメイト対応簡易トイレ(パウチ内の汚物をながす水道が付いている)がありました。なおバス停は近鉄の駅から少し離れたところにありました。

近鉄郡山駅に戻ってきました

商店街を通って近鉄郡山駅に戻ってきました。

商店街を通って近鉄郡山駅

駅員さんが見つからなかったので呼び出しブザーを押してしばらく待つと、介助にきていただけました。今回は奈良公園取材の下見のため大和西大寺駅で乗り換え、近鉄奈良駅に向かいます。

近鉄郡山駅と渡し板設置サービスのようす

学生さんがいっぱい乗ってきて電車はかなり混んでしまいました。

おまえが車椅子で乗るからじゃ!

この旅行記は2022年に著者が訪れたときの状況に基づいています。

かなりマニアックな「車椅子での城巡り」のレポートとなりましたが、最後までお付き合いいただき有難うございました。私は車椅子生活になってからもお城好きの性格がなおらず、1994年に自動車で丸岡城福井県)を訪れて以来このようなことを続けています。車椅子ユーザーにとっては城巡りはバリアーの連続(もともとが敵の侵入を阻止するための軍事施設だから当たり前)で、アクセスは困難と危険の連続。とても人様に勧められる趣味ではございませんが、ご覧いただいた方のなかに、ひょっとしたら車椅子で街中に出かけるぐらい簡単なことではないか、などと思っていただけたら嬉しくおもいます。

私の過去の城巡りについては(かなり古いものもありますが)こちらのホームページでご覧いただければ幸いです。

https://ashitodode.gozaru.jp/index_075.htm

 

オストメイト兼任のお城好き車椅子ユーザー

車椅子電車評論家・アシトド松井

アシトドのブログのメニュー画面へ

今回のブログに関係する地図(略図)を作ったので追加で掲載しますね。

2022年車椅子で行く奈良県北部地域行程図(略図)

かなりいい加減な地図ですが、京都方面から郡山城大和郡山市)に向かうときの位置関係がお分かりいただければと思います。

 

車椅子で大阪観光旅行、海遊館・USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)を鉄道・路線バス・クルーズ船でめぐりました

海遊館USJユニバーサルスタジオジャパン

 

アシトドのブログのメニュー画面へ

車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年暮れ海遊館天保山ハーバービレッジ)とUSJユニバーサルスタジオジャパン)をJR~路線バス~クルーズ船でめぐりました。今回は車椅子ユーザー2名(内1人は簡易電動車椅子)での旅行です。

ここからの旅行記は2022年著者の訪れたときの状況に基づいています。

今回の旅の行程を略図にしましたので、ご覧ください。

車椅子で大阪観光旅行2022年版略図

いつものように画面上ではございますが、車いすで行く大阪観光・海遊館USJの旅をご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

京都方面から新大阪駅経由で大阪駅に向かいます

JR京都方面から新大阪駅を経由して大阪駅に向かいます。大阪には新幹線で来られる車椅子利用者の方も多いでしょうから、新大阪のエレベーターの写真をと車窓から狙っていたのですがブレてしまって載せられませんでした。

JR新大阪駅

新大阪駅は新幹線と在来線の乗り継ぎ駅、大阪駅までは淀川を渡って一駅です。

大阪駅に着きました

JR大阪駅のエレベーターと渡し板設置サービス

JR大阪駅・東口側の多目的トイレ

JR大阪駅・東口側の改札口内には車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿の姿勢に配慮したもの)が男女別にありました。

幅広改札口とエレベーター  JR大阪駅外観

大阪駅前から天保山行きの大阪シティバスに乗車します。

大阪シティバス大阪市営バス天保山行き

一般乗客の方が乗り込む前に運転手さんにアピールして座席をたたんでもらって、車椅子スペース2台分を確保してもらいました。都市部の運転手さんは車椅子の乗客が多いためか、対応がスムーズですね。

大阪駅前バスターミナルでの車椅子乗車のようす

ノンステップバスで床の一部を引き上げてスロープ板にするタイプのものでした。

バス内部の車椅子・ベビーカースペース

新しいタイプの良いノンステップバスでした。同行の車椅子ユーザーによると、地方のバス会社は旧タイプの車椅子対応バス(ワンステップ・スロープ付きなど)を中古で購入するため、なかなか使い勝手の良い新型のノンステップ・バス導入には至らないそうです。

バスは海遊館のある天保山へと向かいます

運転手さんに海遊館にいくのなら、天保山の一つ手前の手前の天保山ハーバービレッジのバス停で降りることをすすめていただいたのですが、終点まで乗った方が車椅子では降り易いのではと考え、天保山まで行くことに。車窓からは大阪メトロ中央線の電車が見えます。

天保山バス停で下車、結局ハーバービレッジに戻ることに

天保山のバス停は、海遊館のある天保山ハーバービレッジからは距離があり、車椅子で大観覧車ちかくにある天保山ハーバービレッジのバス停近くまで戻ることに。道路を渡らなかったりと大変でした、人の話は聞くものです。

天保山ハーバービレッジ海遊館や大観覧車がある)につきました

天保山ハーバービレッジ

左側に海遊館(巨大水族館)、右側にレストラン・お土産物店・レゴランドなどのはいったマーケットプレースが写っています。写真中央エスカレーターの横にエレベーターがあります。開業当時ここには車椅子対応エスカレーターしかなく、係りの方に切り替えてもらうと音楽が流れてきて、まるでアトラクション気分でした。

マーケットプレース2階のようす

マーケットプレース2階に(正面入り口が2階・1階は駐車場)車椅子・オストメイト簡易対応トイレ(パウチ内の汚物を流す水道が付いている)がありました。

マーケットプレースにて

マーケットプレース内の食堂で海鮮丼ぶりをいただきました。

なにわ食いしんぼ横丁

マーケットプレース内に昭和40年前後の大阪の下町・駅前商店街を再現した食堂街がありました。こちらで食事をとるのもなかなか楽しそう。

天保山大観覧車に車椅子のみ介助者無しでの利用を申し出ます

天保山大観覧車

この観覧車は開業当時は車椅子利用者単独での利用を認めて下さっていたのですが、何か問題があったのか、いつしかチケット売り場の前に「車椅子利用者の方は、介助者同伴でないと利用できません」との案内板が設置され、通常・車椅子で単独行動している著者は長い期間、乗れなくなっていました。天保山に来るたびに売り場の人に確認していました。

ところが、今回は案内板が撤去されていて、車椅子単独でも利用してよいとのこと。チケット売り場の方に過去の経緯を説明して確認を取ってもらったところ、やはり利用可能になっているとのことでした。ゴンドラのうち3台が車椅子対応のもので、1人が座席に乗り移り車椅子を外に預けると申し出て、2人とも同じゴンドラに乗せてもらえました。あきらめず何回も来てみるものですね、めでたし、めでたし。

渡し板を使って観覧車に乗り込むようす

チケット売り場は2階、乗り場の3階まではエレベーターが利用できました。

天保山大観覧車からの眺め

大阪の街や、対岸のUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が良く見えました。

天保山と渡船場がみえます

低い山で有名な天保山(右側)と対岸のJR桜島駅近くにわたる船の乗り場が見えます。私は以前にこの船に乗ったことがあり、手動車椅子の方を桜島方面から案内したことがあるのですが、乗り場までの堤防があまりに急勾配でひんしゅくをかってしまい、乗船を断念した経験があります。

海遊館(巨大水族館)にたどりついたのですが

海遊館

海遊館をバックに記念写真をとってもらったのですが、ここまでノンビリした旅を続けてきて、時間を費やしてしまったことと、旅費の問題で今回は海遊館内部の見学は断念しました。それでは海遊館のレポートにならないので、2009年(平成21年)に車椅子ユーザー3人で海遊館を訪れた記事が、アシトドのホームページにございますので、こちらをご覧いただければ、海遊館内部の様子がわかっていただけると思います。

http://kurumaisu.iinaa.net/tenpouzannotabi001.htm

 

ここで天保山ハーバービレッジの位置確認を現地案内図にて

天保山ハーバービレッジ現地案内図

海遊館前の広場は2階にあり、USJに行くクルーズ船「キャプテンライン」に乗るためには1階の海遊館西はとばに降りなければなりません。海遊館裏側にスロープ通路があったのですが、転倒の危険があると同行の手動車椅子ユーザーが嫌がったので、エレベーターを使い駐車場を通って乗り場に行くことに。

海遊館横のスロープ通路と1階駐車場

ところが1階駐車場は自動車に乗ってきた車椅子利用者を前提として設計されていたようで車椅子対応トイレ(オストメイトは無し)があったものの外部への歩道は狭くて急勾配、警備員さんの助けをかりて、外側の公道から大きく迂回してクルーズ船「キャプテンライン」乗り場のある海遊館西はとばにたどり着きました。

 

キャプテンラインの近くの乗り場に接岸するため大阪港を周遊する観光船「サンタマリア号」が海遊館西はとばにやってきましたので見に行きました。

大阪港を周遊する「サンタマリア号」

この船にも以前に乗ったことがあるのですが、スロープ通路で乗船できるようになっていました。運行会社の方に伺うと船室に入るためには介助が必要で、車椅子で船室に入ったら下船まではそのままでいてほしいとのことでした。

クルーズ船「キャプテンライン」に乗ってUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に渡ります

キャプテンライン(海遊館西はとば~ユニバーサルシティポートを結ぶクルーズ船)

乗り場は浮桟橋でしたので、多少の坂があったものの介助を受けて乗船できました。なお運行時間については日によって変わるようで、ホームページで確認してくださいとの案内を受けました。

海遊館西はとばにてキャプテンラインに車椅子で乗船するようす

最初は乗り込んだ近くの船内にいたのですが、先頭の座席が少なくなっていて、車椅子スペースみたいになっていたことと、1階に乗り込むお客さんが少なかったので、船の先頭の席でマニアかぶりつきで、大阪港クルーズを楽しみました。

キャプテンラインの先頭に陣取る

海遊館西はとばを出港、天保山ハーバービレッジを後にします。

船内より天保山ハーバービレッジをのぞむ

クルーズ船「キャプテンライン」は10分間の船旅で、対岸のユニバーサルシティポート(USJの最寄りの港)に着きました。

ユニバーサルシティポートでの下船のようす

スロープ板を船員さんに押し上げてもらいました。ありがとうございます。

ユニバーサルシティポート接岸のようす

ユニバーサルシティポートは車椅子でも乗り降りしやすい、港だとわかってもらえるでしょうか?

海遊館西はとばに向かう乗客が並んでいます

この日は平日だったのに大阪の人気の観光地、海遊館USJをむすぶクルーズ船は人気スポットのようですね。

ユニバーサルシティポートからの坂道

ユニバーサルシティポートからJRの駅やUSJに行くためには長い坂道を上らなければなりません。観光客がみんな上ってしまうまでに介助を頼めばよかった?!

JRユニバーサルシティ駅

坂道を上がるとようやくJRユニバーサルシティ駅にたどり着きました。

ユニバーサル・シティウオーク大阪の横を通ってUSJに向かいます

JRユニバーサルシティ駅からUSJまでには、ユニバーサル・シティウオーク大阪という飲食街の入った商業施設があります。後ほどここで夕食をとりました。

ユニバーサル・シティウオーク大阪

定番の撮影ポイントで観光客の方に写真を撮ってもらえました。

ユニバーサルスタジオジャパンに到着しました

当日券を買い求めて、ゲストサービスで情報収集

チケット売り場近くのゲストサービスの横に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿の姿勢に配慮したもの)がありました。コスプレの際の着替えなどに使う方がおられるらしく注意書きがされていました。

ゲストサービス横の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

ゲストサービスでいただいた案内マップによると、車椅子に対応したトイレはパーク内随所にあるものの、オストメイトに対応したものは、あとはテーマパーク奥のミニオンパーク近くに一か所あるだけで、著者は利用していませんので形態は確認できていません。

ユニバーサルスタジオジャパンに入ります

エントランス(入場ゲート)で手荷物検査を受けるのですが、著者はいつもバルーンで引っかかってしまいます。

劇場型アトラクションに入場します

 

USJは歩道と車道?がハッキリわかれていて、スロープ状に段差解消されている場所で上り下りする必要があります。

ユニバーサルスタジオジャパンにて

季節はクリスマス

ハロウィンが終わって、クリスマスへの切り替え時期に来たためか、休演している施設が多かったのですが、平日にもかかわらず大勢の来園者でした。

屋外のショーを見ようとしたのですが

完全に出遅れましたね!もっと早くから陣取っておかないと見られませんよ。

巨大クリスマスツリー

暗くなってきたので巨大クリスマスツリーを見に行きました。音楽にあわせて次々と色が変わり、周囲の建物にはプロジェクションマッピングが行われており幻想的な雰囲気でした。ホワイトクリスマスとゆきたかったのですが、小雨が降ってきました。

急遽、エントランス(入場ゲート)に戻ろうとしていると、通りかかった劇場型アトラクションの最終公演時間。クルーの方に相談すると車椅子スペース2席分が空いているということで入れてもらうことが出来ました。

劇場型アトラクションの車椅子スペース(一例)

 

今回、ライド型アトラクションへの乗り換えが困難で、かつ付き添い者のない車椅子ユーザー2名のみでの来園でしたので、ライドの紹介はできませんでした。USJ開園当時は私もライドへの乗り換えが出来たことと、付き添い者と来ることが多かったこと、また緊急時の対応(付き添い者の介助のみで避難すること)もそれほど厳しく言われていなかったことなどがあり、多くのアトラクションを楽しめたのですが、車椅子単独で来ると楽しめるアトラクションがずいぶん制限されているなあという印象を持っています。

なお車椅子ユーザーが利用できるアトラクションとその条件については、ライダーズガイド(ゲストサービスでもらえました)やWEBサイトに掲載されていました。

だれか私を介助してUSJにつれてって!

JRユニバーサルシティ駅に戻ってきました

小雨の中JRゆめ咲線ユニバーサルシティ駅にたどり着きました。

JRユニバーサルシティ駅

JRユニバーサルシティ駅はエレベーター完備、改札口内に車椅子・オストメイト簡易対応(パウチ内の汚物を流す水道がついているだけ)がありました。

ユニバーサルシティ駅ホームのようす

JRゆめ咲線には西九条駅発着のものと、環状線に乗り入れてそのまま大阪駅方面に向かう電車がありました。乗り換えは面倒なので大阪駅に直通で行く列車を待つことに。

JRユニバーサルシティ駅での車椅子乗車のようす

平日でしたので途中の駅から会社勤め帰りの方でけっこう混みました。

JR大阪駅のエレベーター

JR大阪駅に着きました、ここから新大阪・京都方面への電車に乗り換えます。

 

この旅行記は2022年の状況に基づいています。

車椅子やオストメイトの情報をできる限り盛り込んだため長い旅行記になりましたが、最後までお付き合いいただき有難うございました。

海遊館内部やUSJのアトラクションのレポートは充分には出来ませんでしたが、大阪でこのような車椅子旅行が可能になっていることをご案内できていれば、嬉しく思います。

路線バスに乗ったり、クルーズ船に乗ったりとずいぶん回り道をしましたが、USJに行くのみなら、新大阪~大阪~ユニバーサルシィと乗り継げばすぐにつきますので、お間違えのないようにね。

介助してくれる人が来てくれたらUSJを再度を訪れて、ライド型アトラクションの体験記をご紹介できればと思っています。またよろしくお願いいたします。

 

オストメイトの気持ちが分かる

車椅子電車評論家・アシトド松井

アシトドのブログのメニュー画面へ