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車いす電車評論家・アシトド松井
2025年開催の大阪・関西万博で自動運転に乗車させてもらいました。
2021年末に一般道で実証実験が行われていた「自動運転バス」に車いすで予約なしに乗車させてもらった経験があるのですが、その時の体験を交えて自動運転バス乗車の感想のご紹介したく思います。
自動運転バスに関連するブログがございます、こちらも併せて読んでいただければ幸いです⇩
❶大阪・関西万博で運行されていた自動運転バス
❷自動運転バスへの車いすでの乗降
大阪・関西万博の自動運転バスは反転式スロープ(床をめくり上げるようにしてスロープ板を出します)を備えているようでしたが、バス乗り場の係の方が渡し板を設置して下さいました。
❸自動運転席の後ろにはデイスプレーと大きな装置が
自動運転を行うための機器だと思いますが、車いす・ベビカースペースの前に設置されているため、ぶつけてしまわないか気を使いました。
ア~ん 車いすスペースがせまくなってるよ😥
❹運転手さんがハンドルから手をはなしても大丈夫 ?
運転手さんがハンドルから手をはなして、自動にハンドルが、操作される映像が映し出されていました。
❺走行する路面や道路周辺の設備から情報を得て自動運転が実現する
自動運転バスを正確・安全に運行するため路面や道路周辺の設備・工夫なども紹介されていました。
またピントのぼけた写真を掲載しよって、障害者だからといって甘えているのでは!
(お約束のコメント)
自動運転バスの前方に大阪・関西万博のシンボル、大屋根リングが見えてきました。
自動運転バスが大屋根リングの下を走行します。大阪・関西万博ならではの車窓からの風景です。
大阪・関西万博の自動運転バスに乗車されてもらった、車いすの路線バス旅行好きの個人的感想。
A 車いすのバスの乗降方法について
車いすでバスにどのように乗車できるのか、自動的に渡し板などが設置されるところが見られるかもという期待もありましたが、乗降の介助はマンパワー(人の力)によってなされていました。
B 一般道での自動運転実証実験とは異なり、博覧会で自動運転バスの先端技術を乗車客に紹介するという目的があるのだと感じました。一般車両の通行、極端なことを述べると違法駐車・逆走などが起こりにくい整備された会場内でのスムーズな運行体験で、落ち葉や道路の凹凸などがひっぱんに起こる一般道でこのような自動運転バスが走るようになるにはまだしばらく研究が必要かも?と感じました。
C 周辺の歩行者の動きなども瞬時に判別されデーター処理がなされているようで、運転手さんの負担軽減には想像以上の効果かあると感じました。
車いす生活の私は以前、予約をしていなければ乗せられないと言われた運転手さんがバスターミナルにおられた他の運転手さん数人からスロープ板の出し方等の指導を受けられ。無事乗車できたものの、動揺されたのか信号を見落として交差点を直進されたという体験をしています(同行者の証言より)ので、事故の軽減にはつながるのだと感じました。下記のブログをご参照くださいね。
2025年大阪・関西万博 自動運転バス記念乗車証
かようなものをいただけるとは、やはり実験を兼ねた博覧会の展示物の一つという感じがしてしまうのもいたしかたないような。
参考 反転式スロープ板
多様な車いす対応バスに乗務員の方がスロープ設置に戸惑われないよう、反転式スロープ板(床面を反転させてスロープ板にする)が提唱されているようです。
一般的な渡し板も設置されていることがわかりますか
大阪・関西万博の自動運転バスも大阪シティバスにより運行されているようです
車いす電車評論家・アシトド松井
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