アシカなくてもトドまらず

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車いすで紫式部と源氏物語ゆかりの地を巡る 大河ドラマ「光る君へ」便乗企画・放映前バリアフリー度確認です

源氏物語ゆかりの石山寺とおおつ光ルくん(大津市観光キャラクター)

☞大河ドラマ「光るの君へ」放映後2024年石山寺の状況につきましてはこちらをご覧下さい

 

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2024年放送の大河ドラマ紫式部を主人公にした「光る君へ」ということで、紫式部のゆかりの寺院・石山寺のある滋賀県大津市では大規模な観光客誘致活動がなされてます。一般観光客(健康で歩ける人という程度の意味)向けの案内は、自治体にまかせて、車椅子ユーザーの観光客向けの案内はブログの画面上ではございますが専門家である「車椅子電車評論家・アシトド松井」がご一緒したいと思います。

 

この記事は2023年秋の状況に基づいています

 

最初に石山寺境内案内図(現地にあったもの)をおかりして、大河ドラマ放映時の展示会場の位置(2023年発行の大津市の広報による)を確認しておきましょう。

石山寺境内図をもとに車いす利用者のための情報を加えました

🟥赤い長方形で囲んだ建物

石山寺明王院 展示情報①  

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ

🟦青い長方形で囲んだ建物

石山寺世尊院 展示情報② 

源氏物語 恋するもののあわれ

🟢緑の矢印は東大門横のスロープ通路(案内図の一番下中央の部分)

🔴明王院近くのトイレ内には車いす対応トイレが確認できました

 

京阪電車大津線の案内図をおかりして

分かりにくくてすみません。石山寺は上の路線図の右端の一番下の赤い☐の寺院です。

JR京都駅から琵琶湖線の電車に乗って石山駅で下車、接続する京阪石山駅から石山寺駅(終着駅)まで乗車し、瀬田側沿いの整備された道を8.5Km行くと石山寺に到着します。

🟦最初に今回の旅の拠点となるJR石山駅京阪石山駅(2階につくられ駅前広場でつながっています)のようすからご紹介しましょう。

京阪石山駅とJR石山駅のコンコース階(改札口のある2階)をむすぶ広場

上の写真は複数の画像データーをつなぎ合わせて作りました。①がJR石山駅の改札口への入り口、②が京阪電車の改札口になります。①の方向左側にエレベーターがあり石山寺方面(石山寺山門前バス停)への路線バスが発車する地上バスターミナルに降りられます。

 

京阪石山駅(左側)とJR石山駅(右側) 地上バスターミナルより撮影

❶JR石山駅

JR石山駅のエレベーター

上の写真ではわかりにくいのですが、JR石山駅はカーブ状にホームが設けられていますので、車両との隙間が広くなる所が多数あります。渡し板を設置していただけるよう依頼してくださいね。

JR石山駅2階改札内の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

京阪石山駅

京阪石山駅のエレベーターと2階改札口内にあるオストメイト簡易トイレ

 

☞大河ドラマ「光るの君へ」放映後2024年石山寺の状況につきましてはこちらをご覧下さい

 

🔶石山寺境内のバリアフリー状況(2023年秋の時点で)を車椅子で体験します。

石山寺東大門

 

東大門正面左側のスロープ通路



石山寺東大門正面左側のスロープについて

石畳になっているのですが凸凹道で私の簡易電動で上がれたものの気をつかいました。以前はなかった黒い敷物が敷いてありましたが.このスロープ通路は頻繁に寺に出入りする業者の方の軽トラックが使われており、すり減っているのかもしわません。Г展示期間中」だけでも分厚い敷物に変えていただき、車いす観光客にも入りやすく工夫していただきたくお願いいたします。

 

東大門の敷居解消

 

石山寺東大門のスロープ通路側の敷居について

敷居を解消するための小さなスロープ板が設置されています。軽トラックが通行されているためか、角がこすれて電動車椅子で前輪を上げることなく乗り越えられたのですが、そ

れなりの衝撃を受けました。もう少しだけ長く緩やかな段差解消の板に変えていただけないかご検討をお願いいたします。

 

 

捨翠園

 

お店に入るスロープは凸凹無し

店内でくつろげました

捨翠園に設けられた山門内の休憩施設について

スロープがもうけてあるのですが、滑り止めと考えられているのか凹凸のあるのもで、多くの車椅子利用者が上るのをためらってしまうタイプの物でした。さほど予算がかかるとも思えませんので。京都嵐山天龍寺で改善していただけた好例もありますので、凹凸のないスロープに変えていただきたくお願いいたします。

 

参考写真 天龍寺のスロープ通路が凹凸のないものに変わって車椅子での上り下りがスムーズに出来るようになりました。写真左下の滑り止め?があったころは前輪が引っかかって介助者も大変でした。

天龍寺(京都・嵐山)のスロープ通路

 

 

大河ドラマ関連の展示会場は世尊院と明王院の二ケ所のようです(大津市広報誌から)

🟦世尊院について

源氏物語 恋するもののあわれ展(2024年1月29日から開催予定だそうです)

世尊院

世尊院は門が閉まっていて中の様子はうかがいしれなかったのですが、外観から従来からの寺院の建物(宿坊?)のようにおもわれ、車イスでは入れない長浜の慶雲館同様、車椅子利用者に配慮していただくのは難しいと感じています。外から少しでも「大河ドラマ」の雰囲気を感じられれば・・・。

 

🟥明王院について

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館(2024年1月29日から開催予定だそうです)

明王院

明王院は(私の推測ですが)外観から判断して新しく立てられた仏教の研修・集会の施設とおもわれる建物で、内部に床に上がる段があり履き物を脱いで入るのではないかと思われます。

お寺やみんなの税金を投入しなければならない話しかもしれませので、車椅子利用者のたちばのみを主張するのは抵抗があるのですが、埼玉県川越市にある・川越城本丸御殿のような昇降機を取り付けて頂ければ、嬉しく思います。その場合.車いすのタイヤは拭いての入場になると思います。

参考写真  川越城本丸御殿への昇降機



 

明王院の横にある車いす対応トイレ

明王院横に車椅子対応トイレがありましたが表示が分かりにくく、試しに入ってみて初めて確認できました。わかり易い表示をお願いいたします。

 

本堂への長い石段

明王院の近くから本堂に向かう長くて急な石段が二ケ所ありました。この通路を車椅子で利用するのは不可能です。業者の自動車がさらに山奥にある坂道をお堂の方に上って行くのを確認したので、一度目は車椅子単独でチャレンジして挫折。再度介助者一名をお願いして安全に行ける所まで上げてもらうことにしたのですが・・・。

お堂への坂道なのですが・・・

お堂の下まで押し上げてもらいましたが・・・

源氏の間があるという本堂と思われる建物(確認できていません)の真下までが限界でした。介助をお願いした方にさらに上の様子をみてきてもらったのですが、砂利道や石段に進路を阻まれるようです。

介助をお願いした方にさらに上の写真を撮って来てもらいました

 

後ろ向きに慎重に登ってきた坂道を下ってゆくのですが、危険きわまりない状況に。ブログを読んでいたたいた車イス仲間の方は、決して同じ行動をとられないようお願いいたします。

 

 

 

石段を登れたらこの様な寺院の風景が楽しめたのに

健常者時代が恋しいよ~・・・

石山寺の参道に掲げられていた季節の写真

 

☞大河ドラマ「光るの君へ」放映後の2024年石山寺の状況につきましてはこちらをご覧下さい

 

順番が逆になりましたが、石山駅から石山寺までの電車と路線バスを利用してアクセスする場合の車イスでの体験レポートをご紹介いたします。

JR石山駅京阪石山駅そしてバス停の現地案内図

石山駅の案内図

赤い〇印石山寺方面行きのバス乗り場でした。


🚌石山駅から路線バスで石山寺(石山寺山門前バス停)に向かう場合

石山寺方面のバス停は歩道との真っすぐの停車が難しい構造

石山駅のバス停(バスターミナル)はバスが曲がりながら停車する構造になっていました。

②バス停の歩道との距離が開いてしまい、一般乗客が車道におりて乗車することに。こうなってしまうと、渡し板を設置してもらうことが困難になります。

 

大きな車体のバスを正確に停車させるのは意外に難しい

 

京阪バス石山寺方面バス

車椅子での乗車客側に残存機能がありましたら。目立つ場所で腕を大きく振ってバスの運転手さんにアーピールしましょう。バス停にまっすぐ車体を付けるように大回りして下さるかもしれませんし、乗客が車道に降りはじめバスに乗ろうとさわる前に切り返していただける可能性があります。車いすユーザーがバスに乗りたがっていることを知らせることが大切です。言語障害や上肢を動かせない方もおられ全ての車いす障害者仲間がそのように出来ないことも承知しています。

 

収納庫からスロープ板を取り出して設置するノンステップバス

石山駅から短期間に3回、京阪の路線バス乗せてもらえたのですが、色々な種類の「車いす対応バス」が運行されていました。

 

今回のノンステップバスは扉の横の収納庫に渡し板を片付けて扉を閉めないとエンジンがかからないタイプの物でした。

スロープ板を収納しないとエンジンがかからないよ

 

京阪線瀬田川を並走して石山寺に向かいます

 

石山寺近くのバス停 石山寺山門前に到着

 

瀬田川沿いの風景

横断歩道を渡って山手側の参道へ

 

 

🚉京阪石山駅から電車に乗り石山寺に向かう場合

京阪石山駅から石山寺行きの電車に乗るようす

 

石山寺駅は終着駅です

駅員さんはおられなかったのですが、運転手さんが車内に乗せておられたスロープ板を設置して下さいました。

 

石山寺駅には車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました

京阪石山寺駅からの参道

石山寺への参道は車いす利用者でも通行し易い、高いレベルに整備されていました。

 

 

石山寺東大門ちかくの駐車場と店舗のようす

観光バスの駐車場のようす

はトイレで中央に車いす対応トイレがありました

駐車場横の車いす対応トイレ(オストメイト対応はありませんでした)

は大きなお土産店と食事・喫茶ができる施設でスロープがあったので上ってみました。

お土産店とお食事・喫茶が出来る店舗

店内に入るのには段差があったのですが、お店の方がスロープ板(精度はイマイチ😢でも助かりました)を設置していただけ無事入店できました。

 

車いすで無事入店・喫茶以外にもお土産販売や食事がとれるコーナーも

 

他にもこのようなお店を見つけました

左側の店舗は車いすで入れました。右側の店舗は介助者が押して下されば入れるかも?

 

◆自動車を自ら運転して来られる車椅子ユーザーの方へ

駐車場の案内図をお借りして石山寺へのアクセスルートをご案内しますね。

自動車での交通の便も良い石山寺 京滋バイパスからすぐ近く

 

石山寺東大門石山寺の近くの車いす駐車スペース

車いす駐車スペースがあるのですが、いつものように介助者のおられる車椅子ユーザーや、歩行可能な障害者仲間に利用されてしまって、扉が全開できなくて乗降できないかもね!

車いすユーザー物語 自ら自動車を運転するものの降りられなくなりあわれ展

そんな展示・やってないぞ!

 

京阪電車で初めて車椅子スペースが設けられたのは、私(アシトド)が頻繁に乗車したことへの配慮をしていただけたのだと思っています。

京阪電車大津線では本線(京都~大阪間の路線)に先立ち車いすスペース(後にベビーカースぺースも兼ねます)が設けられました。

そう思うなら根拠をしめせ!

ではおしめしを

①私は1992年から京阪石山坂本線を頻繁に利用し始めた

②1992年から導入の始まった大津線700系車両には当初「車いすスペース」は無かったが3編成目から設けられた。

③本線にさきがけて大津線京津線石山坂本線)の車両に「車いすスペース」が設けられた。

という事柄から私が車椅子で頻繁に乗車したことがきっかけになって車いすスペースを設けていただけたのだと、推定しています。

 

なお推定ですから反証があれば覆ります。それは間違っていると思われる方は「根拠をおしめしの上」コメントいただければ幸いです。

 

なお中国には「井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労に感謝せよ」という言葉があるそうです。利用される際には車いすスペースがまだまだ普及していない時代に造ってくださった京阪電車の関係者の皆様はもちろん、そのきっかけとなった車いす利用者にも感謝の気持ちを持つてもいいのじゃないかなぁ。

 

感謝の気持ちの伝え方には日本の伝統的風習として盆暮れの付け届けなどの方法もあることを書き加えます。

そんなこと書いてたら「障害者様が無体なことを」とか言われて火炎瓶の詰め合わせをおくられてもしらないぞ!

 

この記事は2023年秋の状況に基づいています

 

 

京阪電車車いす・ベビーカースペースをつけていただいた功労者

車椅子電車評論家・アシトド松井

そう言い切るのなら鉄道会社内部議事録等、もっと明確かな根拠をしめせ!

 

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