アシカなくてもトドまらず

車椅子で鉄道・路線バス等を使っての旅行を紹介しています。適当なブログから「☞アシトドのブログのメニュー画面へー」をクリックしてくださいね。オストメイト情報もあります。

アシトドのブログに今後の掲載予定の記事

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今後掲載予定の内容なんですけど、さつぱり作業が進んでいません。申し訳ありませんが、このような所も車いすで電車や路線バスで行けるんだ程度にご覧ください。じみちに掲載して行くつもりです。

 

車いすで久々の滝めぐり 箕面の滝を訪れました。大阪梅田駅~石橋阪大前駅箕面駅阪急電車乗り継ぎ、簡易電動車いすで大滝をめざします

雨の中、阪急・箕面駅大阪府)から川沿いの山道を進むのですが、途中で数多くの車椅子・オストメイト対応フル規格トイレと遭遇。これは感動的な滝めぐりだ!

箕面の滝へ車椅子で行きました

滝好きだけど車いすでめぐれるところが行動範囲内で見つからなかったみたいだね。

 

 

車いすで城めぐり 岸和田城を訪れました。大阪メトロ・南海電車を利用、ハイレベルな車両とホームの段差・隙間解消を体験します。

岸和田だんじり会館では案内の方から詳細な説明をうけました。有難うございました。

岸和田城岸和田だんじり会館



尼崎城を訪れ、イケメン男子音楽ユニット「尼崎城三人衆」による歌とダンスの歴史案内。後半は趣を変え西宮神社を参拝、「ヒルコ神話」とえびす様について思いをはせました。

JR・阪神電車そして阪神バスで移動、阪神バスでは運転席からは見えない、ポールを避けてスロープ板を出すためのバス停の駐車位置への誘導を、後方扉前の車いすスペースにいる私に確認されるという神対応をして下さいました。

尼崎城西宮神社

 

パラスポーツへの理解を深めるため、ボッチャ全国大会の行われた愛知県・豊田市を訪れました。

ポッチャの全国大会を観戦するため、豊田市へ。新幹線~名鉄~名古屋神市営地下鉄を利用しました。

ポッチャ大会見学を主眼に置く旅のようす

「ボッチャ大会観戦」というよりも名古屋地域で車イス乗り鉄三昧の旅のようだね。

 

車いすで日本の原風景をもとめて、飛鳥地方(奈良県)をめぐります

車イスで近鉄特急「しまかぜ」に乗って奈良県南部地域へ、奈良交通ノンステップ路線バスで女子群像の壁画で知られる高松塚古墳そして石舞台古墳を訪れます。

飛鳥地方(奈良県・明日香村)を車いすでめぐります

伊勢湾を眺望するようにつくられた観光特急「しまかぜ」に山しか見えない京都~大和八木間だけ乗ったらしいよ。

 

著者の体力に余裕があれば当ブログで旅行記を掲載予定です。

 

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車椅子でゆく滋賀県ローカル線の旅、近江鉄道・信楽高原鐵道で電車と汽車三昧

(ご案内)車いすでローカル線の旅に出かけたい方のためにずいぶん古い内容ですが、リンク集をこのブログの一番下につくりました。参考程度にご覧下さいね。

車椅子で行くローカル線の旅(古い写真ですけどいろいろな鉄道に乗りましたよ)

それでは車いすでゆく近江鉄道信楽高原鉄道の旅をご一緒しましょう。

信楽駅

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年、車椅子で滋賀県近江鉄道信楽高原鐵道をめぐり東近江大凧会館(八日市駅が最寄り駅)と信楽伝統産業会館(信楽駅が最寄り駅)を訪れました。

あまりにも車いす鉄道マニアな行程に同行介助者が得られず、勝手がある程度分かっている路線だったため(いつものことですが)車椅子単独での旅行となりました。

近江鉄道信楽高原鐵道

滋賀県の琵琶湖の東部を走る近江鉄道信楽高原鐵道の車椅子での旅を画面上ではございますがご一緒いただければさいわいです。今回利用した路線案内図は下のとおりです。

近江鉄道信楽高原鐵道案内図(略図)

今回はJR近江八幡駅から近江鉄道に乗り換えます。

JR近江八幡駅のエレベーターと車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

JRの橋上改札口を出て自由通路からエレベーターに乗って、地上の近江鉄道近江八幡駅の改札口前にたどり着けます。

 

JR・近江鉄道近江八幡駅

近江鉄道で車椅子観光

近江鉄道近江八幡駅は始発終着駅でホームは一つです。

近江鉄道近江八幡駅のホームから改札口を見る

近江鉄道近江八幡駅での渡し板設置サービス

近江鉄道には色々な種類の電車が走っており、車椅子スペースの形態も色々です。

八日市駅

八日市駅に着きました。駅正面の左側に普通の車椅子対応トイレ、赤の🔲の写真の普通の車椅子対応トイレ(オストメイト対応は無し)が矢印の所にありました。

八日市駅二階の近江鉄道ミュージアム

八日市駅二階に近江鉄道ミュージアムがありました。鉄道マニア必見です。

八日市駅とホームへのエレベーター

八日市駅前バスターミナル・車椅子用駐車スペースもありました

八日市駅前は滋賀県内(当時)としては珍しくノンステップ路線バスだらけ、車椅子で乗せてもらって、私を何処かにつれてって!

アルプラザ八日市アピア

駅近くのショッピングセンター「アルプラザ八日市アピア)」一階に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿時の姿勢に配慮したもの)がありました。

東近江大凧会館に向かいますが、著者の障害レベルでは歩道に上がれないところがあったり、意外に距離があり大変でした。

東近江大凧会館と内部の車椅子対応トイレ

東近江大凧会館駐車場の公衆トイレ

東近江大凧会館内には普通の車椅子対応トイレが有り、駐車場の公衆トイレには車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが有りました。

近江大凧会館内にて記念撮影

館内の係りの方に記念写真を撮ってもらいました。凧の大きさがわかりますか?

東近江大凧会館の展示場

東近江市八日市の属する市)は大凧上げで有名なところ、凧マニア絶賛の展示ないようです。

 

再び八日市駅から近江鉄道の電車に乗って彦根を目指します。

八日市駅での車椅子用渡し板設置サービス

私「レトロな電車ですね!」

駅員さん「いえいえ塗装だけですよ」

車椅子鉄道旅行者を乗せた電車は彦根方面に向かいます。

彦根に向かう車窓から

まもなく彦根駅です

彦根駅が見えてきました。上写真の左側がJR琵琶湖線の線路とJR彦根駅、写真中央が近江鉄道彦根駅、右側に移っている山が石田三成の居城があった佐和山です。

彦根駅に着きました。

近江鉄道彦根駅ホームへのエレベーターとその手前にある車椅子対応トイレ

彦根駅はJR・近江鉄道共にエレベーター完備、近江鉄道には車椅子対応トイレ、JR側には車椅子・オストメイト対応簡易規格トイレ(パウチ内の汚物を流せる水道がついている)が共に改札口内にありました。

 

JR彦根駅側の自由通路をくだると、彦根城方向に出られます。

車椅子での彦根城巡りはこちらのサイトをみてくださいね。

https://ashitodo.hatenablog.com/entry/2022/10/11/111148

古いサイトですけど

http://ashitodode.gozaru.jp/index_027.htm


再び彦根駅から近江鉄道に乗って信楽高原鐵道との乗り継ぎ駅・貴生川駅をめざします。

ところが

途中にて乗客は私一人で駅は草だらけ

あれこの駅の車椅子用通路が、草だらけで使えなくなってるよ。
おまえが毎日、車椅子で利用せんからじゃ!

電車内は車椅子の鉄道旅行マニア一人になっちゃったよ。

地元の人が鉄道を利用せんからじゃ!

 

上写真左側の赤🔲内は改装された当時の車椅子通路

 

近江鉄道貴生川駅に到着、自由通路を渡りJR線との共用使用になっている信楽高原鐵道ホームに行きます。

 

近江鉄道貴生川駅ホームへのエレベーター

貴生川駅のJRと信楽高原鐵道の共用ホームから撮影

貴生川駅2階JRの改札口(信楽高原鐵道も同じ)内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがあるのですが、乗り継ぎを急いでいたので撮影できませんでした。貴生川駅にはJR・近江鉄道信楽高原鐵道が乗り入れており全てのホームにエレベーターがありました。

 

信楽高原鐵道で車椅子観光

ところが連絡を入れておいてもらったと思っていた、JRの駅員さんが不在で、信楽高原鐵道信楽駅までの切符の買い方がわからず(自動販売機に記載みあたらず)、インターフオンを押すものの遠くのJRの案内センターにつながって、信楽高原鐵道のことは分からず、時間もないのでとりあえずホームに降りてみることに。

貴生川駅始発の信楽高原鐵道の列車(気動車なので厳密にいうと電車ではない)がホームに入っていたので、運転手さんに乗せてくれと交渉すると、渡し板がJR側にしかないとのこと。

「それでは後の列車にします。観光客だからいそぎませんよ」と終点信楽駅から渡し板を乗せてきてもらえれば、1時間ぐらい(信楽高原鐵道は一時間に一本の折り返し運転)待ちますと申し出ると、JRの駅員さんを見つけて渡し板を準備して下さいました。

貴生川駅での信楽高原鐵道車両とホームの段差

なお信楽高原鐵道にはステップ(車内段差)のある車両もあります。帰りは貴生川駅でステップのある車両に信楽駅から持ってきた長い渡し板を設置していただけました。

 

信楽高原鐵道の車窓から

貴生川駅を発車した列車は高原鐵道らしくどんどん山奥へと坂を上っていきます。

信楽駅に到着します。

終点の信楽駅が見えてきました

信楽駅一番ホームから発着します。

駅員さんの話によると、信楽駅では全ての発着列車が改札口から外部の道路に平坦にアクセスできる1番ホームを使っているとのことで、階段を利用しなければならない2番ホームは2022年時点では乗降客用には使われていないようです。
2番ホームには信楽のシンボル・狸の置物が所狭しと並べられていました。

信楽駅2番ホームのタヌキの置物

信楽駅を出て信楽の街を巡ります。まずは恒例の車椅子トイレチェック。

他にすることないんかい!

 

信楽駅舎(写真左側)と信楽名物タヌキの置物

信楽駅前の巨大タヌキ

信楽駅前の巨大タヌキの写真左奥に車椅子・オストメイト対応簡易規格トイレがありました。上写真の赤🔲のように上にパウチ洗浄用シャワーがついているものでしたが、車椅子の私にとどくでしようか?

 

焼き物買うなら信楽で・タヌキの置物も買ってかえってね

信楽駅からほどないところに、信楽伝統産業会館があります。内部には信楽焼名工の展示や信楽焼の歴史などの展示がありました。

信楽伝統産業会館

信楽伝統産業会館には車椅子・オストメイト対応フル規格(上写真の赤🔲)がありました。

 

現地にあった信楽観光案内図

 

 

信楽駅に戻って貴生川駅へそしてJR草津線に乗り換えて草津方向へ戻ります。

信楽高原鉄道・ステップのある車両の渡し板設地の様子

信楽駅からの帰りの車両はステップのあるものでした。ホームの高さの違う信楽駅貴生川駅の段差と使用してもらった渡し板の長さの違いが分かっていただけるでしょうか。

 

貴生川駅では同じホームでJRの草津方面行きの電車に乗り換えられました。

貴生川駅にてJRの電車内から信楽高原鐵道の車両をのぞむ

貴生川駅ではJR・信楽高原鐵道共に渡し板設置サービスを受けました。

 

JR・近江鉄道信楽高原鐵道の関係者の皆さん、車椅子での鉄道旅行をサポートしていただき、ありがとうございました。

 

この記事は2022年に著者の訪れた時点の状況に基づいています。最後まで車椅子で行く滋賀県ローカル線の旅にお付き合いいただきありがとうございました。この旅行記もすぐに古いものになってしまいますが、それでもご覧いただいた方には情報を得ていただいた分だけ、より深い滋賀県近江鉄道信楽高原鐵道の旅を楽しんでいただける可能性があります。同じところを巡る必要はありません、ご自身の趣味と障害のレベルにあわせた公共交通利用の旅を見つけていただければ幸いです。なお今回利用した駅はすべて駅員さんのおられるところでしたが、車椅子利用者の方は無人駅が大多数の路線ですので、事前の連絡・介助依頼をされることをおすすめします。オストメイトだけの内部障害の方はトイレの位置情報を得ていただければと思います。

 

特典映像(以前の駅のようす)

1995年撮影の近江鉄道八日市駅のようす。

エレベーターが設置される以前の八日市駅

手動車椅子で訪れ階段のある跨線路を担いでもらいました。駅員さんご苦労をおかけしてすみません。

 

1997年撮影のJR近江八幡駅車いす用スロープ通路

2023年の時点でJR・近江鉄道共にエレベーターが設置されている近江八幡駅ですが、バリアフリー化される以前は、JR側にだけ線路横断型スロープ通路が設けられおり、車イスの乗客は一階からインターフォンを押して駅員さんに介助を依頼し利用することができました。

JR近江八幡駅車いす用スロープ通路(1997年撮影)

さらにご案内のリンク集

車いすでローカル線(地方鉄道)の旅に出かけてみたい方の参考に

左から紀州鉄道熊本電鉄福井鉄道北条鉄道 赤い☐は乗車の状況 古い写真だね!

ずいぶん古い乗車体験のデーターですけど

弘南鉄道福島交通上毛電鉄上信電鉄関東鉄道江ノ島電鉄箱根登山鉄道松本電鉄
静岡鉄道豊橋鉄道明知鉄道えちぜん鉄道・福井鉄道
富山地方鉄道
黒部渓谷鉄道北陸鉄道近江鉄道信楽高原鐵道三岐鉄道
叡山電鉄京福電鉄北近畿タンゴ鉄道 
阪堺電車水間鉄道
神戸電鉄能勢電鉄山陽電鉄北条鉄道一畑電車
紀州鉄道和歌山電鉄水島臨海鉄道高松琴平電鉄伊予鉄熊本電鉄

鉄道名をクリックしていただくと、私が車いすで乗車体験した時点の各地ローカル鉄道の当時の写真などがご覧いただけます。(すでに廃止されている路線もあるようです、ご注意くださいね)

 

バリアフリー化状況を調べるうちに、車いすの地方鉄道乗車マニアになってしまった

車椅子電車評論家・アシトド松井

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長浜城・長浜鉄道スクエア・黒壁スクエア(滋賀県)を車椅子で巡ってきました。

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年、滋賀県長浜市を巡り、長浜城長浜城歴史博物館)・長浜鉄道スクエア・黒壁スクエアを車椅子で巡ることが出来ました。ここからの長浜車椅子旅行記は2022年に訪れた状況をご案内しています。今後のことはぜひご自身の車椅子でお確かめくださいね。

長浜城長浜城歴史博物館

前回、ご紹介した国宝の現存天守のある彦根城と、今回ご案内する復興天守で車椅子で入場できる長浜城は距離的に近く、車椅子のお城マニア(そんな人がいるかどうかは知りませんが)にはたまらないエリアです。そんな湖北の二つのお城と鉄道の位置関係を図にすると下のようなかんじです。

彦根米原・長浜の駅の位置関係図(略図)

JR米原・JR長浜駅にはエレベーター、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(オストメイトの排便・排尿の姿勢に配慮したもの)がありました。

JR彦根駅にはエレベーター、車椅子・オストメイト簡易対応トイレがありました。

長浜城にはJR長浜駅から徒歩7分

彦根城にはJR彦根駅から徒歩15分  でも車椅子だともう少しかかるかもね。

今回ご一緒する長浜の観光案内図

すごい略図ですけど、駅と観光地の位置関係がだいたい分かっていただければと思います。

いつもののように画面上ではございますが、滋賀県湖北地域・長浜車椅子観光旅行をご一緒いただければ幸いです。

まずはJR長浜駅のご案内から。

米原方面からの電車が、JR長浜駅に着きます。

上の写真には同じような建物が二つ写っていますが右側が現在のJR長浜駅、そして左側に写っているのが、現存の日本最古の駅舎、旧長浜駅です。また後ほど「長浜鉄道スクエア」を訪れますのでそこでご紹介いたします。

JR長浜駅のエレベーター

JR長浜駅は2006年に旧長浜駅舎の外観をモデルにして、全面改装、そしてバリアフリー化がおこなわれました。

長浜駅、二階改札口外の多目的トイレ

車椅子・オストメイト対応フル規格トイレのほか、いろいろな設備をそなえています。

 

長浜駅東口前には、長浜城主時代の秀吉と、後に徳川家康と天下分け目の関ヶ原の戦いを行うこととなる石田三成の出逢いの像があります。

秀吉・三成出逢いの像

出逢いの像の後ろに写っている建物が「えきまちテラス長浜」というイベント・商業の複合施設です。一階にはミニ水族館そして車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが確認できました。

えきまちテラス長浜・一階の様子

車椅子で長浜の街を行きます。

街道筋には昔ながらの街並みが残っていました。長浜の観光地・黒壁スクエアへと向かいます。

黒壁ガラス館

長浜の観光地「黒壁スクエア」の中心施設でガラス製品が美しく展示販売されています。車椅子では入館するのにスロープが急なことと、周りがガラスだらけなのでぶつかてしまわないかと、ここは介助者がほしいところです。

黒壁ガラス館

黒壁ガラス館へのスロープと内部(上写真左側)

と黒壁スクエア内にある車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ(上写真右側)

黒壁スクエア

黒壁スクエアを後に長浜駅の反対側(琵琶湖側)にある長浜城に向かいます。車椅子では駅の自由通路を使うのが無難です。踏切を越えなければならなかったりアンダーパスの道があるからです。

 

長浜城長浜城歴史博物館

長浜城長浜城歴史博物館

正面は階段なのですが右側にスロープ通路があります。

長浜城内へのリフトと車椅子対応トイレ

 

長浜城はリフトで入城のあとエレベーターで3階までいけます。車椅子対応トイレ(オストメイト対応は無し)が1階にありました。

古い記事ですが長浜城にについてはこちらのHPもみてね。

https://ashitodode.gozaru.jp/index_079.htm



長浜城をあとに琵琶湖側に向かいます。長浜城の周辺は豊公園として整備されており、舗装された道があり車椅子でも楽に巡れます。

長浜城から琵琶湖畔へ向かいます。

豊公園は桜や紅葉の季節に訪れていただければ、また美しい湖北の風景を楽しむことができます。豊公園を通りぬけて長浜鉄道スクエアに向かいますが、歩道の状態が良くなく、やむを得ず車道を行く場面もありました。

 

長浜鉄道スクエア

現存する日本最古の駅舎・旧長浜駅

長浜鉄道スクエアの最大の見どころは、現存する最古の鉄道駅舎・旧長浜駅舎です。当初の長浜駅は、琵琶湖を使った鉄道連絡船の駅で、連絡船が大津駅(現在の京阪・びわ湖浜大津駅近くにありました)まで運行されていました。鉄道はこの駅から敦賀の方にのびていました。

長浜駅舎内部の様子

細かい段差解消がなされており、旧長浜駅舎内部や、資料館(長浜鉄道文化館)、機関車の展示施設(北陸線電化記念館)を車椅子で巡ることが出来ました。

長浜鉄道スクエア内の北陸線電化記念館

現在のJR長浜駅から長浜鉄道スクエアを臨む

長浜鉄道スクエア内には普通の車椅子対応トイレ(オストメイト対応は無し)がありました。

 

駅から少しはなれたショッピングセンターに買い物に行き、帰りはJR長浜駅まで路線バスに乗せてもらいました。

湖国バスのノンステップ路線バスに乗りました

この記事は2022年に著者の訪れた時点の状況に基づいています。

最後まで車椅子で行く滋賀県長浜市の旅に画面上ではございますが、お付き合いいただきありがとうございました。この旅行記もすぐに古いものになってしまいますが、それでもご覧いただいた方には情報を得ていただいた分だけ、より深い湖北・長浜の観光旅行を楽しんでいただける可能性があります。同じところを巡る必要はありません、ご自身の趣味と障害のレベルにあわせた公共交通利用の旅を見つけていただければ、幸いです。

 

オストメイト兼任のお城好き

車椅子電車評論家・アシトド松井

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車椅子で彦根城(滋賀県)をめぐってみました。

彦根城天守

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車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年、彦根城滋賀県)に行きました。車椅子では残念ながら階段に阻まれ、天守閣にたどり着くことは出来ませんでしたが、彦根城博物館や開国記念館を巡ることができました。

この記事は2022年の状況に基づいています。

JR彦根駅の自由通路から彦根城天守が良く見えました。近くに行くとさらによく見えるかなと思ったら、木々にさえぎられてしまいました。

起点となったJR彦根駅は新幹線の停車駅であるJR米原駅からひとつめの駅で、近江鉄道との接続駅、彦根城までは徒歩15分ぐらいのところにあり、改札口内に車椅子・オストメイト簡易対応トイレがありました。

JR彦根駅

彦根城への大通りは段差解消がいまいちで、簡易電動でキャスター(前輪)を上げなければならないので大変でした。

JR彦根駅の車椅子・オストメイト簡易対応トイレ

JR彦根駅のエレベーターとホームと車両の段差

彦根駅はJR線と近江鉄道線共にエレベーターが設置されています。

彦根駅前のスーパー平和堂

JR彦根駅正面の大型量販店2階に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。今回オストメイトの排便・排尿姿勢に配慮したオストメイト対応フル規格トイレは

ここしか見つけられませんでしたので、オストメイト仲間の皆さん、ピンチになる前にこのトイレを確認しておきましょうね。

彦根城、現地案内図(部分・赤丸番号は編集)

著者の訪れた範囲で車椅子で行けるところは、上の図の①彦根城美術館、②開国記念館、そして③玄宮園の一部でした。

最初に天守閣までの道のりをご案内しますね。

本丸への橋

石垣とチケット売り場

ここまでは整備された通路があり車椅子でも楽に行けました。でもチケット売り場を通り過ぎると、

天守閣への階段

後は長い階段が続きます。この階段はしばらく行くと攻めてきた敵が上りにくいように幅がまちまちに造られ転びやすいようになっています。城跡ならではの意図的なバリアーです。上れれば現存の天守閣や、映画の撮影などでもよく使われる天秤櫓など見どころ満載なのですが、私の行動範囲はここまで、それでも彦根城内には他に車椅子のお城好きが楽しめるところがあります。

彦根城博物館(案内図①のところ)

チケット売り場の向かいに彦根城博物館があり車椅子で入館できます。上の写真右側の門の中の縁側で時間帯によっては「ひこにゃん」の撮影会?が行われるのですが、残念ながら深い砂利で車椅子では自力で進めません。以前訪れたときは、係りの方や周囲の観光客の方の介助を受けて、「ひこにゃん」を見ることができました。

彦根城博物館の縁側でのひこにゃん撮影会(以前の訪問時)

舗装された通路から「ひこにゃんの撮影会」があるの彦根城博物館の縁側まではわずかな距離なのでごぜえますが、砂利が深く門に敷居があって、数人の方に介助を受けなければ車椅子のオラ達には「ひこにゃん」様にお目に掛かれません。なにと車いす利用者の願げぇをお聞きとりいただき、美観の配慮したかたちで、通路を整備していただけますよう。お願げぇいたしますだ。

なんでお代官様に農民が直訴しているような表現になるの、時代劇の見過ぎ?

義民・佐倉宗五郎さまの時代直訴は家族ぐるみの命がけだったんだよ。

 

何処かのブログの文章をコピペしたな!

 

彦根城博物館内部へのスロープ通路

彦根城博物館内の普通の車椅子対応トイレ

いくつか彦根城周辺のトイレを見学したのですが、すべて普通の車椅子対応トイレ(オストメイト対応は無し)でした。

他に見学するとこ無いんかい!

開国記念館を堀側からみる

案内図②のところ、上の写真が開国記念館です。櫓を復元したもので内部は資料館、目立たないかたちでエレベーターが設置されており、開館している時は車椅子でも櫓内に入れます。

開国記念館をバックに記念撮影

今回は一人旅だったので、観光客の方に記念写真を撮ってもらいました。車椅子で一人できたんだぞお。

ハイハイ偉い、えらい!

開国博物館のエレベーター

私は車椅子でいくつもの城巡りをしてきましたが、周囲の重要文化財などに指定されている現存櫓とも見事にとけこんだ、素晴らしいバリアフリー櫓だと思います。

情報としては古くなっていますが、他の城巡りのようすをご紹介していますので、ご覧いただければ幸いです。

https://ashitodode.gozaru.jp/index_075.htm

最後に案内図③の玄宮園に行きます。今回は時間の都合で内部には入りませんでしたが、以前に訪れた時には大名庭園を見ることが出来ました。庭園全てを車椅子でめぐることは石段等に阻まれて無理でした。

玄宮園入口

2007年に車いす玄宮園の一部に入れてもらったときの写真をご紹介しますね。

 

 

情報としては古くなっていますが、彦根城周辺をご案内したサイトをつくっていますので、こちらもご覧いただければ幸いです。

https://ashitodode.gozaru.jp/index_027.htm

画面上ではございましたが、車椅子での城めぐりの旅に、ご一緒いただき有難うございました。

この記事は2022年の状況に基づいています。

 

特典映像

(以前つかわせてもらったJR彦根駅車いす通路 1993年撮影)

JR彦根駅には車いす用線路横断型スロープ通路があり、橋上改札口への階段の下にあるインターフォンを押して駅員さんを呼んで、案内を受けて利用することが出来ました。接続する近江鉄道のホームにゆくには階段しかなく車いす乗客が乗り換えることは不可能でした。現在は双方の駅にエレベーターが設置されています。

JR彦根駅車いす用線路横断型スロープ通路(1993年撮影)

ケータイの無い時代、駅員さんとの連絡がうまくいかず、ホーム上で40分ほど待った苦い経験がある駅です。右側の写真に近江鉄道レールバスが写っているのに気がつき関心をお持ちの方は「鉄道マニア」と呼ばれてしまいますよ。

こちらは車いす鉄道マニア特選

(かつての近江鉄道レールバス電気機関車の写真)

近江鉄道彦根駅ホームやの東側の自由通路を出たところで撮影しているのですが、撮影時の経緯・日時などが分からなくなくなっています。たぶんミュージアムが併設されていたのだと思います。

近江鉄道でかつて運行されていたレールバス電気機関車

近江鉄道でかつて運行されていた電気機関車

近江鉄道でかつて使われていた貨車

近江鉄道では長い期間、貨物輸送が行われていたようで、牽引するための電気機関車や「ワ」という小型の貨車などが線路上に残されていましたが。近年は見かけなくなりました。

 

 

 

お城好きのお前もやっぱり鉄道マニア

車椅子電車評論家・アシトド松井

 

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車椅子で甲子園球場に行って野球観戦を楽しみました。

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車椅子電車評論家・アシトド松井

2022年、甲子園球場に車椅子で行き、プロ野球観戦をしました。

甲子園球場車椅子エリア

という写真だけではつまらないので、JR大阪駅から阪神電車・大阪梅田駅に乗り換えて甲子園まで、画面上ではございますが、ご一緒いただければ幸いです。

 

まずは、すごくいい加減な地図ですけどJRと阪神電車、そして甲子園球場と京セラドーム大阪の位置関係がわかっていただければ。

 

大阪周辺の球場と鉄道地図(略図)

なお情報が古くなっていますが京セラドーム大阪についてはこちらをご覧くださいね。

https://ashitodode.gozaru.jp/yakiyuuzyou.htm

JR大阪駅東口側のエレベーター

JR大阪駅に着きました。東側のエレベーターを利用します。JR大阪駅の周辺は梅田といわれる地域で、阪神・阪急・地下鉄の駅には「梅田」という名称が使われています

JR大阪駅東側案内図

JR大阪駅の東側の案内図です。赤〇印のエレベーターで歩道橋に上がり、赤◎印のエレベーターから阪神百貨店の地下二階に隣接した、阪神電車・大阪梅田駅にたどり着けます。関西以外の地域の方、分かりますか?

阪神百貨店前の歩道橋のエレベーター

このエレベーターができるまでは、阪神百貨店内のエレベーターを使わないと阪神電車・大阪梅田駅にたどり着けませんでした。(車椅子対応エスカレーターがあるだけでした。)

阪神電車・大阪梅田駅の様子

甲子園を目標にやってきたのに、運賃表のどこにあるのか分からない。

エレベーターを下れば改札口は目前です。

阪神電車・大阪梅田駅から電車に乗ります。

臨時特急の甲子園行に乗せてもらえました。甲子園までノンストップでした。

阪神電車車内と下車の様子

ひいきチームのユニホームを着た人などが乗ってます。甲子園駅では渡し板設置サービスをうけました。

甲子園駅の様子

続々とファンが降りてきます。このホームは降車専用でエレベーターも下り専用ですが、他のホームにもエレベーターがあり、帰りも大丈夫です。

甲子園駅の多目的トイレ

改札口内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

甲子園駅

甲子園駅前で記念撮影、前回2013年におとずれたときは、まだエレベーター設置工事中でエスカレーターを逆回転して下ろしてもらったことが、懐かしく思い出されました。今回降車用ホーム以外のホームに2基のエレベーターが確認できました。

甲子園球場車椅子専用窓口

車椅子利用者用の窓口で、予約しておいた車椅子エリアの席のチケットを入手します。

車椅子エリアへのゲート

以前に来た時よりツタが成長しており、甲子園球場いづれ往年の姿に戻るのでしょう。ゲートを入ってすぐの所にエレベーターがありました。

車椅子・オストメイト対応フル規格トイレとエレベーター

エレベーターでスタンドへの階に降りるとすぐ隣に、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。エレベーター等を健常者の方が使わないように、スタンドや球場内の通路からは扉で隠され施錠されていました。利用するときには球場職員さんに声をかけることとなりますが、外見からは分からないオストメイトの仲間の皆さん、球場職員の方にオストメイト対応トイレを使いたいのだと、きちんと説明できますか?

チケットを確認して、スタンドの車椅子エレアにむかいます。

何時ごろお帰りになりますか?

ヒイキチームが勝つまで!

それじゃいつまでたっても帰れませんよ❣

甲子園球場・車椅子エリア

観戦の様子

車椅子エリアを遠くから見ると

一般の座席に突き出したかたちで、車椅子エリアが設けられていることが良く分かっていただけると思います。ファールボールを避けるためにネットで囲われています。

一塁側車椅子エリアからの眺め

お客さんスタンドでうろうろしないでください!

というわけでヒイキチームは負けてしまいました。私が甲子園に来ると三連敗です。

なんで勝ってる試合が見られないのじゃ!お前が来るからじゃ!!

阪神電車甲子園駅のエレベーター

エスカレーターで対応していただいていた頃のことを思うと便利になりました。

阪神電車甲子園駅の渡し板設置サービス

帰りは特急は混むので、急行に案内してもらい大阪梅田にもどります。とはいえ後から乗ってきた人で満員になってしまいました。なんで混むんだ、おまえが乗るからじゃ!

阪神電車・大阪梅田駅

大阪梅田駅につきました。そのまま平面移動で改札口、そして地上二階の歩道橋にエレベーターでゆけます。

 

JR大阪駅への歩道橋

後はエレベーターを下ってJR大阪駅へ、そして帰路につきました。

 

車椅子電車評論家・アシトド松井

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車椅子で神戸観光 atoa(AQUARIUM×ART)と神戸港クルージングを楽しみました。

 

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年にJR三ノ宮駅から連節ノンステップ路線バスに乗ってatoa(水族館と美術館が融合したような施設でした)へ、そして中埠頭に移動して、神戸港クルージングをたのしみました。いつものように画面上ではございますが、車椅子の神戸旅行をご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

神戸の街並み

 

JR三ノ宮駅で電車を降ります。エレベーター完備の駅です。

JR三ノ宮駅のエレベーター

三宮は百貨店や地下街などがあり、神戸の代表的繁華街です。

三宮

ポートループ路線図

三宮駅前からポートループというノンステップ連節路線バスに乗り、新港町にあるatoaを目指します。

連節バス

これが、連節バスです。バス二台分が連なったような構造でとても長い。車椅子利用者は真ん中の扉から乗降します。

ポートループへ乗車のようす

ポートループ車内の車椅子固定の様子(2台分あり)

新港町に着きました。

上の写真中央の黒い建物が目的地のatoa(AQUARIUM×ART)です。

atoaに入ります

案内に沿って車椅子利用者は裏側のエレベーターを使います。

atoa入口

2階からatoa内に入ります。

atoa展示場

atoa展示場

途中の階で車椅子・オストメイト対応フル規格トイレをつかわせてもらいました。

atoa展示場

ゾウガメはお食事中でした。

atoa展示場

カピバラもお食事中でした。

突堤中央ターミナル(かもめりあ)にむかって移動します。中突堤中央ターミナル(かもめりあ)からは神戸港遊覧船に乗船します。ターミナル内に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

boh boh KOBE号

こんかいは神戸シーバスのクルーズ船「boh boh KOBE号」に車椅子2台で乗船しました。いつもどおり介助者なしの旅行なので、船員さんにスロープを押してもらいました。ありがとうございます。

浮桟橋とスロープ通路で船内へ

「boh boh KOBE号」はバリアフリーにつくられていて、船内へのスロープも緩やか。船内には車椅子スペース、アームレストが上げられ車椅子からの乗り移りが容易な対応座席、そして車椅子対応トイレ(オストメイトは無し)がありました。

船内トイレと乗り降りの様子

潜水艦とハーバーランド

偶然・潜水艦をみることができました。また写真はありませんが、神戸空港から離陸する飛行機を海上からみることができました。

モザイク・レストラン街

神戸港クルーズを楽しんだあと、ハーバランドにあるモザイクという商業施設のレストラン街で食事をとりました。車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

 

モザイク、ハーバーランドを後にして最寄りのJR神戸駅から帰路につきました。エレベーター、車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ完備の駅です。

JR神戸駅の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレとエレベーター

画面上ではございますが、車椅子で行く神戸旅行をご一緒いただきありがとうございました。他にもアシトドのホームページに古くはなっていますが、神戸をご紹介したものがありますので、こちらもご覧いただければ幸いです。

http://kurumaisu.iinaa.net/index_028.htm

清水寺(京都市)に車椅子で参拝しました。

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年に京都市にある清水寺に車椅子で参拝しました。脊損ニュースに車椅子での単独参拝ができたという記事を掲載してもらったので、今日の私の体力と簡易電動車椅子でどこまで行けるのかを再確認することをかねて、通算4回目の参拝をさせてもらいました。

清水の舞台を臨む

 

境内案内図

赤〇印のところに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが確認できました。


ここから京阪・清水五条駅からの車椅子視点による写真にて清水寺への参拝のようすをご案内します。

京阪電車清水五条駅のエレベーター

京阪電車清水五条駅の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

清水五条駅を地上に出ると五条通をのぼります。

五条通

東山五条を北に五条坂を上ります

五条坂

五条坂の歩道

 

五条坂は自動車も多く歩道も狭くて、車椅子では大変でした。少し行くと五条坂と清水新道(茶わん坂)の分岐点がありました。


茶わん坂との分かれ道の石碑

茶わん坂

このあたりまでだと、簡易電動車椅子でスムーズに上がっていけます。

清水寺を車椅子で参拝するときの一番の難所の坂道

茶わん坂の行き止まりを右側にここが、清水寺最大の難所。私は以前、簡易車椅子で介助者なしで上り切った経験があり、単独で上って行ったのですが、三分の二程度上ったところで警報音と共に、新型の簡易電動車椅子が止まってしまいました。多分新型は安全装置が早く作動するように設定されていたのかもしれません。偶然通りかかったカップルの参拝者にお願いしたところ、快く坂が緩やかになるところまで押してくださいました。

この曲がり角から再び単独で上り始めます

後は矢印に沿って車椅子を進めます

仁王門への階段は迂回します

矢印に沿って進みます

車椅子で参拝自動車の降車場案内がありました。

 

自動車はここまで、単独運転の車椅子参拝者にはキビシイかも

坂を上り切ったところに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが在りました

通路に沿ってスロープ板をわたって清水の舞台へ

ここでスロープ板に転倒防止の補助輪が引っかかってしまい、修学旅行の学生さんに助けてもらいました。お寺の方に一人で来たのかと尋ねられたので、「いろいろな人に助けてもらって来ました」と答えました。

清水の舞台は前のほうは段が有り、車椅子では行けません、意外に傾斜があり危険です。それでも京都の街を一望できました。

二段の段がある清水の舞台

さらに奥へスロープや石畳を移動します

清水の舞台をバックに写真を撮ってもらいました

ここからでも京都の街がよく見渡せました。

奥の院から音羽の滝へ向かう下り坂

音羽の滝までの坂道に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが在りました

音羽の滝

音羽の滝に着きました。正面右側には階段しかなく、車椅子で滝にはたどり着けません。

音羽の滝へのスロープ

左側から大回りすればスロープで滝にたどり着けるののですが、並んでおられる方向と反対になるので、今回水を汲むのはあきらめました。前回訪れた時はあまり混んでいなかったので参拝客の方にお願いして水を分けてもらいました。

柄杓の水を分けてもらった時に見た音羽の滝裏側からの風景

 

 

スロープ通路側からくるとこんな感じ

清水の舞台から音羽の滝をのぞむ

 

清水寺では何年にもわたってバリアフリー化の工事をしていただき、坂道こそ急であるものの、車いすでも参拝しやすい寺院になりました。

工事で緩やかに直してもらった坂をのぼって元来た道にもどりました。

以前の清水寺の様子についてはこちらのページもご覧いただければ幸いです。

☞http://kurumaisu.iinaa.net/index_008.htm

 

 

車椅子電車評論家・アシトド松井

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