アシカなくてもトドまらず

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清水寺(京都市)に車椅子で参拝しました。

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車椅子電車評論家・アシトド松井

 

2022年に京都市にある清水寺に車椅子で参拝しました。脊損ニュースに車椅子での単独参拝ができたという記事を掲載してもらったので、今日の私の体力と簡易電動車椅子でどこまで行けるのかを再確認することをかねて、通算4回目の参拝をさせてもらいました。

清水の舞台を臨む

 

境内案内図

赤〇印のところに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが確認できました。


ここから京阪・清水五条駅からの車椅子視点による写真にて清水寺への参拝のようすをご案内します。

京阪電車清水五条駅のエレベーター

京阪電車清水五条駅の車椅子・オストメイト対応フル規格トイレ

清水五条駅を地上に出ると五条通をのぼります。

五条通

東山五条を北に五条坂を上ります

五条坂

五条坂の歩道

 

五条坂は自動車も多く歩道も狭くて、車椅子では大変でした。少し行くと五条坂と清水新道(茶わん坂)の分岐点がありました。


茶わん坂との分かれ道の石碑

茶わん坂

このあたりまでだと、簡易電動車椅子でスムーズに上がっていけます。

清水寺を車椅子で参拝するときの一番の難所の坂道

茶わん坂の行き止まりを右側にここが、清水寺最大の難所。私は以前、簡易車椅子で介助者なしで上り切った経験があり、単独で上って行ったのですが、三分の二程度上ったところで警報音と共に、新型の簡易電動車椅子が止まってしまいました。多分新型は安全装置が早く作動するように設定されていたのかもしれません。偶然通りかかったカップルの参拝者にお願いしたところ、快く坂が緩やかになるところまで押してくださいました。

この曲がり角から再び単独で上り始めます

後は矢印に沿って車椅子を進めます

仁王門への階段は迂回します

矢印に沿って進みます

車椅子で参拝自動車の降車場案内がありました。

 

自動車はここまで、単独運転の車椅子参拝者にはキビシイかも

坂を上り切ったところに車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが在りました

通路に沿ってスロープ板をわたって清水の舞台へ

ここでスロープ板に転倒防止の補助輪が引っかかってしまい、修学旅行の学生さんに助けてもらいました。お寺の方に一人で来たのかと尋ねられたので、「いろいろな人に助けてもらって来ました」と答えました。

清水の舞台は前のほうは段が有り、車椅子では行けません、意外に傾斜があり危険です。それでも京都の街を一望できました。

二段の段がある清水の舞台

さらに奥へスロープや石畳を移動します

清水の舞台をバックに写真を撮ってもらいました

ここからでも京都の街がよく見渡せました。

奥の院から音羽の滝へ向かう下り坂

音羽の滝までの坂道に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが在りました

音羽の滝

音羽の滝に着きました。正面右側には階段しかなく、車椅子で滝にはたどり着けません。

音羽の滝へのスロープ

左側から大回りすればスロープで滝にたどり着けるののですが、並んでおられる方向と反対になるので、今回水を汲むのはあきらめました。前回訪れた時はあまり混んでいなかったので参拝客の方にお願いして水を分けてもらいました。

柄杓の水を分けてもらった時に見た音羽の滝裏側からの風景

 

 

スロープ通路側からくるとこんな感じ

清水の舞台から音羽の滝をのぞむ

 

清水寺では何年にもわたってバリアフリー化の工事をしていただき、坂道こそ急であるものの、車いすでも参拝しやすい寺院になりました。

工事で緩やかに直してもらった坂をのぼって元来た道にもどりました。

以前の清水寺の様子についてはこちらのページもご覧いただければ幸いです。

☞http://kurumaisu.iinaa.net/index_008.htm

 

 

車椅子電車評論家・アシトド松井

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