アシカなくてもトドまらず

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車いす乗客のための近江鉄道物語 第3話 近江鉄道にバリアフリーの風が吹いてきたよ

車イス利用者に好評だった「あかね号」と
運転手さんに渡し板を設置してもらったり単独乗降を試してみたり

運転手さんに渡し板を設置してもらうこともあったのですが、2両編成の後部の運転席まで走って取にいかれることも体験してしまい、これでいいのかなぁ、路線バスも含めて車いす乗客の乗降が運転手さんの加重労働の一因になってはいないのかなあ・・・

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車椅子電車評論家・アシトド松井

車いす利用者のローカル線の旅のブログを一覧表にしました、こちらもご覧板ただければ幸いです

☞車椅子で行くローカル線の旅

私が車いす利用者の仲間入りをした1990年代、最も車イスで利用しにくい公共施設といわれていた鉄道の駅。近江鉄道でもJR線からの接続駅も車いす利用者を路線に入る事さえ許さない(大勢の駅員さんに頼んで階段を担いでもらえたのかもしれませんが)跨線橋から長い階段を下ってホームへ行くという構造になっていましが、2002年にJRからの接続駅の1つ貴生川駅(JR草津線と乗り換えられる)のバリアフリー化が行われ、近江鉄道路線への車いすアクセスの可能性が高まることになります。

 

貴生川駅バリアフリー化(2002年)

その時はついにやって来た

自由通路とJR・近江鉄道信楽高原鐵道にエレベーターで
行けるようになった貴生川駅(写真は2022年撮影のものを使用しています)

 

近江八幡駅バリアフリー化(2004年)

京都・大阪方面からのJR直通列車から乗り換えが可能になり八日市方面への歩行弱者の移動が飛躍的に改善されました。

自由通路からエレベーターで来られるようになった、
近江鉄道近江八幡駅ホーム

駅にエレベーターを作れば、車椅子の彼がやって来る

トウモロコシ畑に野球場を作る映画みたいだね

車いす旅行仲間がやって来たよ(ハンドル付き電動車椅子の方も)

自分の車椅子の移動可能性を確認する、駅にエレベーターを作れば、車椅子の彼がやって来るの人たち(下の写真は八日市駅にて安全を確保した場所から撮影)

あんたは台風中継のニュースキャスター気取りか!

自分の車いすで駅員さんの介助を受けずに乗降できるのか
車内でどこまで移動できるのか試してみる

「車椅子で無人駅を利用できるのか?」

という質問をうけることがありますが、このような一般論ではなく、どこの鉄道のなんという駅は自分の車いすの形態(特に前輪の大きさ)・障害のレベル(キャスターが上げられるかどうか)なら単独で乗降が出来るのかという条件を絞り込んだ上での質問で無いと的確な回答は不可能だと思っています。

階段しかない駅は別として少なくとも頻繁に利用される駅については、安全を確保が出来たり介助者が得られたときに自分の車椅子の性能と残存能力で列車への単独乗降が出来るのかどうかは試しておかれても良いのではと考えています。

 

最近になって近江鉄道近江八幡駅ホームを細かく見まわすと

ホームの端に(いつの間にか)
車椅子・オストメイト対応フル規格トイレが設置されていました

近江鉄道近江八幡駅の改札口はエレベーターから降りてすぐの所にあり、電車の扉も目前に来るので何気なく乗車してしまっていて。ホームの端にトイレがあることすら2023年になるまで気が付きませんでした、申し訳ありません。

🟥八幡掘り(近江八幡の観光地)

八幡掘り(時代劇の撮影でよく使われる所です)

八幡掘り近くまで近江八幡駅北口側から車いす対応バスで行けたのですが、2022年の段階で車いす対応バスでないバスも多く運行されており、また八幡掘りの最寄りのバス停は整備状況が悪く安全に昇降するためには少し離れたバス停を利用した方が良いなど事前の情報収集が必要ではないかと感じました。八幡掘りを渡る橋の日牟禮八幡宮鳥居前の白雲館1階に車椅子・オストメイト対応フル規格トイレがありました。

 

彦根駅バリアフリー化(2006年)

彦根駅(西口側) 2022年撮影

彦根駅は2006年に西側からのエレベーターがJR線・近江鉄道線共に完成し、バリアフリー化され車椅子で利用できるようになりました。

車いす利用者のための彦根駅構内図

車いす利用者のための彦根駅構内図は一般の駅構内図と同じ内容になりその役割を終えました。

そう思うならバリアフリー化後の構内図改訂版をつくるなょ!

その後、東西を結ぶエレベーターのある自由通路がつくられました。

彦根駅、東西自由通路 (近江鉄道ホームより2022年撮影)

 

🟫彦根城周辺を車イスでめぐりました

彦根城天守にはたどり着けませんが周辺の散策を楽しみましょう

詳細は下記のをクリックしてご覧いただければ幸いです。

☞車椅子で彦根城(滋賀県)をめぐってみました。

 

米原駅の移転とバリアフリー化(2007年)

場所を移転しバリアフリ化―された近江鉄道米原駅(2007年撮影)
緑の☐は上りスロープ手前の車いす対応トイレ

隣接するJR米原駅では輸送量の減少にともない駅の縮小化工事が行われ、西口駅舎の移動・荷物用エレベーターや線路の撤収作業が進み、当初は駅舎が一体だった近江鉄道米原駅とはロータリーを挟んで分離される状態がしばらく続くことになります。

JR米原駅のエレベーター設置によるバリアフリー化は2009年春に完成するのですが、それに先立ち2009年までに、近江鉄道の路線をJRの駅に寄せる工事が完成、近江鉄道米原駅は地上駅となりスロープ通路も設けられ車椅子やベビーカーで利用できるようになりました。

JRの駅と分離されていた当時の近江鉄道米原駅

昔ながらの駅舎が駅前ロータリーでJRの駅と隔てられています

以前の近江鉄道米原駅が階段を上って改札口へ、そこから階段をくだってホー降りるといういう起伏にとんだ構造であったことが想像していただけるでしょうか。正面の白っぽい階段はJR米原駅と分離された時に新しく設けられたものです。

 

🟨JR米原駅の状況(2004年~2009年)

JR米原駅は2009年に新幹線を含む全てのホームにエレベーターが設置され、バリアフリー化が実現するのですが、それに先行して2004年までに在来線ホームの階段だった業務用通路をスロープ化していただき車椅子での利用が可能になりました。

一般乗客の使わない特別な通路ですので駅員さんによる誘導・介助が必要でした。

JR米原駅のスロープ通路と運転開始間近のJR米原駅西口側エレベータ―

引き続き「車いす乗客のための近江鉄道物語」をお楽しみいただければ幸いです。

☞近江鉄道物語 第4話 新駅の開業と既存駅のコミュニティセンター化

 

車椅子電車評論家・アシトド松井

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