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車椅子電車評論家・アシトド松井
久しぶり「車いすで行くローカル線とお城めぐり旅行」を計画して、介助と写真撮影のため付き添い者１名をお願いして、近鉄京都から奈良県を経由し伊賀鉄道に乗車、上野市駅に向かいます。伊賀上野城見物はもちろん、上野市は江戸時代の旅の達人「松尾芭蕉」の生誕の地で車いす旅行のあちこちでお逢いした芭蕉（銅像ですけど）の資料が見られることも楽しみです。
今回の旅のスタートは近鉄京都駅、自由通路をはさんで反対側に新幹線京都駅の改札口があります。
運賃表をお借りして今回の車いす鉄道旅行の行程をご紹介しますね。
赤枠で囲っている駅が，今回の車いす鉄道旅行で利用した所です。
車いす利用者が切符を自ら購入している図柄を載せたかったようだが、写真を撮っている買ってもらえば早く済むものを～
近鉄で出発してまもなく東寺の五重塔が車窓に。奈良方面に南下します。
郡山城天守台登城サポートでお世話になった大和郡山市を通過します。
大和八木駅で乗り換えです
大和八木駅は近鉄の主要乗換駅なのですが、構造上エレベーターの設置が困難なホームがありエレベーター用の跨線橋を別に設置していただくことでようやく完全バリアフリー化が実現します。
渡し板を設置していただきました。
奈良から三重への県境の地域は山深い所で雪景色や渓流が見られました。
名張駅に到着しました。
名張駅で列車を降りて同じホームで青山町行に乗り換えます
伊賀鉄道は近鉄から分社されたろせんで、近鉄線とは伊賀神戸駅で、JR関西本線とは伊賀上野駅で接続しています。
近鉄線ホームに名古屋と大阪を結ぶ特急アーバンライナー（白い車体の列車）が通過します。
伊賀神戸駅は一般通路がスロープ状なのですが、さらにその横に手動車いす利用者が単独でも上れるように緩やかなスロープ通路が設けられていました。
スロープ通路が写っています
伊賀鉄道に乗車します
車内吊り下げ広告には駅の無人化のお知らせが・・・
伊賀鉄道の車窓風景をご覧ください
丸山駅の近くにあること写真集の山の形とにていることから丸山城跡ではないかと
丸山城は「天正伊賀の乱」のおり織田信雄（当時は北畠氏の名跡を継いでいた）が伊賀攻略の拠点として築いたお城。そこに伊賀の土豪の連合軍（一揆軍）が押し寄せ占領。そののち信長軍が大群で伊賀盆地に攻め込み殲滅させてしまうという歴史があるそうです。
目的地・三重県上野市に着きます
上野市駅到着しました
駅名下のひさしと車いす鉄道旅行マニアの顔の右側に忍者が写っているのが分かりますか？
それにしても忍者市駅とは思い切ったネーミングですねー
次回のアシトドさんは
伊賀上野城と松尾芭蕉の資料館をめぐります
☞車いすで伊賀上野城の旅・後編もご覧くださいね
ローカル鉄道乗車マニア
車いす電車評論家・アシトド松井
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